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4699 DB Pwg 014 Pr / Ep.IV [Maerklin-Guterwagen]

b6115.JPG

懐かしいモデルと思われる方も少なくないかも知れない。これは貨物列車用の荷物車(4699)である。実はこの荷物車、最近ネットで知り合ったメルクリンファンの知人Kさんからお礼に頂いたモデルである。私はこの荷物車を持っていなかったので頂いたときはとても嬉しかった。

さて、この荷物車、私が子供の頃は日本の国鉄でも貨物列車の最後尾に「ヨ」(車掌車)が1両必ず連結されていたので、ドイツでも同じであろうと考えていた...が、実はドイツでは機関車の次位に連結されていたと聞いている。これはドイツでは客車列車同様途中で連結や開放される機会が多いので、機関車の
こちらは車掌車と言うより荷物車が正解なのであろう。屋根の一部は、他の荷物車同様せり上がっていて、前後方に覗き窓がある。

このモデルはレレックスカプラー付きモデルで1979年から14年の長きに渡ってリリースされていたのであるが、同じ形式の荷物車(4889)が1992年から96年迄、また1993年からDRG仕様(Ep.II)が同じ4669としてKKKカプラーでリリースされている。

今は、ドイツも日本同様人員削減のためか貨物列車にこのような荷物車が連結されているのをお目にかかったことはなく、「ヨ」の連結されていない日本の貨物列車同様、ちょっと寂しい気がするのである。
せめて、私が組成する貨物列車編成には、この荷物車を機関車の次位に連結させて走らせたいものである。

タグ:DB Ep.III
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コメント 4

seidoh

Akiraさん、すっかりご無沙汰してしまいました。
でも、Messeのご報告等々いつも楽しく拝見しています。
それはさておき、ご紹介のモデルは私も子供の頃欲しかったもので、とても懐かしく思いました。かつての貨物列車は有蓋車、無蓋車、タンク車、長物車等々、長さも大きさもマチマチな箱が百鬼夜行の如くずらずらと連なり、(日本では)最後にぶら下がるのがお決まりの緩急車でした。模型でも、EpⅢやⅣの再現では、その都度どんな順序でつなげばもっともらしく見えるか考える妙がありますね。
私は、スイスのSputnikをメルでも出してくれると嬉しいのですが・・・。
by seidoh (2008-03-03 22:24) 

Akira

Sputnik/SBBもちょっと独特で面白いですね。これもドイツと同様に機関車の次位に連結されるのでしょうか。メルクリンでもリリースされたら人気が出るような気もします。
by Akira (2008-03-04 08:58) 

T-Zug

私も貨物列車が大好きで、はじめに買った機関車も3047のBR44でした。(中学生には高価だった)このPwgはMaerklinでも近年鋼板タイプが出ましたが、EpⅣの頃のものは実車がないのですかねー模型を見かけません。かろうじて旧RoewaのPwghs054がありますが、実車は80年代には消滅しているみたいです。(ゲ!同い年だった)退場
by T-Zug (2008-03-06 00:50) 

Akira

初めて購入されたメルクリン機関車がBR44というのは...。私が子供の頃は44形は、01やクロコダイル同様まさに雲の上の存在。がんばって自分で貯めた小遣いでようやく買ったモデルが3054の103.1形です。それでもその時は充分に幸せでしたが..。(現在は逆転機を外されデジタル化待ちの休車状態です)
経済的にほとんどメルクリンの購入に際して選択の余地がない私は、より魅力的な客車列車に眼がいっていましたね〜。(今もあまり変わらんか?)
by Akira (2008-03-06 15:45) 

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