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29010 DB Gruppe 61/63 (UIC-X) 客車 / Ep.III [Maerklin-Reisezugwagen]

Digital-Startpackung(29010)には、色々なアイテムが一緒になって構成されているのだが、今回は昨日の蒸気機関車に続いて客車について触れてみたい。今回の客車モデルは、Ep.IIIの旅客列車という想定で1等区分室車1両と2等区分室車2両の3両編成が同梱されている。UIC-X客車自体は、2年前の発売からこの仕様がメルクリン/TRIX合わせていくつも出ているので、そう珍しくもなくなり、単色塗装ということでも地味な存在に見えなくもない。ただ、同じ仕様の客車とはいえ、最近の例に習い車両番号は今までのモデルとは違っているのはもちろんである。

そこでその3両のモデルの実車については以下の通りである。

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[A4üm-61 / 12 058 Esn]
コバルトブルー塗装の1等区分室車である。車両番号は「12 058 Esn」である。1964年8月に*O&K社にてメーカー番号3113002-3として製造、1994年にはAim 261.2(InterRegio仕様)に改造を受け現在に至っている。

b6278.JPG
モデルに印刷されているサボは共通で、Dortmund - Muenchenである。あのF-Zug "Rheinpfeil"と同じ路線をトレースする形で走っていた長距離列車であったことがわかる。

すると、01 1060は、おそらくDortmund - Koelnあたりで牽引していたのであろうか?ライン左岸線は軸重の関係で01形では走れなかったと聞いている。

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[B4üm-63 / 19 501 Esn]
Chromoxidgruen塗装の2等区分室車である。車両番号は「19 501 Esn」である。1964年に*DWM社にて製造、現在に至っている。(IR [Bim] 化改造を受けたかは不明)

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[B4üm-63 / 19 504 Esn]
もう1両の2等区分室車である。車両番号は「19 504 Esn」である。1964年に*DWM社にて製造、1995年1月31日に廃車されている。

O&K: Orenstein & Koppel in Berlin
DWM: Deutschen Waggon- und Maschienenfabrik in Berlin

UIC-X客車はご存知の通り、DBの客車の中でも最も多く製造された標準形客車である。それ故、我が家にも既に結構な数になってしまった282mmのUIC-X客車が増えることは、超大編成が可能になるくらいで、まぁ歓迎ではある。欲を言えば、このセットにはB4uemが2両ではなく、1両を半室荷物車のBD4uemというのが良かったが、コストの問題で出来なかったのかも知れない。(いや、折角なのでAB4uem、B4uem、BR4uem(BD4uem)各1両というのもありかも?)
勝手なことを記しているが、ちょっと変化の欲しかった客車編成である。

[追記 2008-4-19]
実はこのモデル群...同形でカタログモデルとして一昨年からリリースされたメルクリン/TRIX客車群と同じ列車の仕様であることがわかった。同じサボで10両編成までの組成が可能になっている。う〜ん奥が深い。不満どころか大歓迎である。上記は訂正したい。
詳細は以下のブログへ...。
http://maerklin-kiste.blog.so-net.ne.jp/2008-04-19

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