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敢えて苦言?「WAGEN」 61. Ergaenzungsausgabe [欧州鉄道]

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忘れた頃にいつも届くのがこの「WAGEN」のリフィルである。今回はその61号である。前にもこのブログで記したが、2ヶ月に1回の割合で発行されるドイツの客車と貨車についてのバインダー式総合資料本の一部である。
今回は、Gruppe50客車など、あまり総数は多くないものの、均整の取れた戦前の制式客車や、今年のメルクリンの新製品ながら、まだリリースされていないSilverlingeの荷物室付き2等制御客車などの資料が納められており、今後に役立ちそうな期待の持てるリフィルである。

さて、この「WAGEN」であるが、形式別に詳細な記述や豊富な図面や表、そして写真など、これほどまでに多岐に渡って詳細に記されている資料集は他の追従を許さない。(EK社が似た資料本を出しているが、これほどまだ多くの形式については出されていない)
しかし...である。1998年に最初の号が出てから既に61回のリフィルをリリースし、定期購読をしている私には、次号の内容がわからないばかりか、いつ迄続くのかもわからない。そして私の欲しい資料の70%ぐらいは既にあるかなとも思うが、例えばSchuerzenwagenなど、本当に欲しい形式についての資料は、まだ手元にない。

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それでも毎回届くバインダーリフィルは、届けば嬉しいし早く内容を確認したいとも思うのである。ただ、リフィルを整理するのにも最近は量が増えすぎて中々大変な作業になってきているのも事実。上画像を見てもらえればわかるが、今迄に送られて来たリフィルをバインダーに納めてきたものの、既に6冊が一杯である。そろそろバインダーを買い足さねばならなくなって来てしまったのである。ページ数が増えると、見たい資料にアクセスするのすら重いバインダーを抱えながら検索することになり、ちょっと大変な作業になってきているのも事実である。(出すのが億劫で、ちょっと「WAGEN」で調べてみようという気にならなくなって来ている自分に気づく時があるのである。)

もちろん、この資料のお陰で今迄このブログに記してきたメルクリンのモデルを実車と比較することが可能となり、モデルの存在の有無や細かな疑問点の解明に繋がる数多くの恩恵があったことには間違いがない。今敢えて理想を述べるならば、このリフィル10冊ごとにでもPDF化した同じ資料ファイルをCD-ROMで添付して欲しいと思うのである。そうすれば、今ではまず考えも及ばない資料の持ち歩きが可能になり、すぐに見たい資料にもアクセス可能になるからである。たとえそのために10ユーロ値上がったにしても...である。

そろそろ何とかして欲しい大資料集「WAGEN」である。

参考サイト:「WAGEN」 GeraNova Bruckmann Verlaghaus
http://www.verlagshaus.de/sammleredition-19-wagen_0.html
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