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4415 (89017) ÖBB Heks-u "1846-1986 Underberg" / Ep.IV [Maerklin-Guterwagen]

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2日間程広告貨車を紹介してきたが、ドイツの地方販売店によるローカルなモデルであった。今回は、結構メジャーなリキュールブランドである「Underberg」の広告貨車について触れてみたい。
濃緑色に白と金の文字は「Underberg」の象徴である色と言える。小さな瓶に詰められたそのリキュールは、Magenbitterと呼ばれ、薬草を調合したアルコール飲料ゆえ、その苦みと清涼感は独特であるそうだが、通常は食後酒として飲まれているようである。(実は私は飲んだことがないのである)
日本でも古くから輸入されていたらしい(現在はサントリーが輸入販売らしい)が、ドイツではしょっちゅう見かけたものの、こちらでは見たことがない。

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この貨車の中央に印刷されているUnderbergのロゴの上には、創業年である1846年と、この貨車モデルがリリースされた創業140年にあたる1986年が記されている。ロゴの下には、「140 Jahre im Dienste des Wohlbefindens」(幸せを提供して140年)とのサブタイトルが記されている。
つまり、このモデルは、企業側の販促目的のモデルと思われる。

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さて、モデルに目を移すと、オーストリア国鉄(ÖBB)の車籍となっており、所属駅もÖBBのNeumarkt-Kallhamとなっている。もしかしたら、そこにUnderbergの工場があるのかも知れないが未確認である。
車体は、通常屋根が銀色であるのだが、これは、全てUnderbergのコーポレートカラーである濃緑色で塗装されている。それゆえ車体表記が黒で読みにくいのが残念であるが、Underberg社の販促目的ならば、社名に関係のない車体表記は目立たない方が良いとしているのかも知れない。
実は、メルクリンからは、もう1種類Ep.II仕様の同広告貨車があり、それも近いうちに触れてみたいと思う。(不思議なことは、ここまで有名な「Underberg」の広告モデルが手持ちの2両共何故かKoll'sに記されていないのである)

また、日本のUnderbergフリークの方が、日本語で解説をしているサイトを見つけたのでバナーを貼っておく。
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参考サイト:ドイツ・Underberg
http://www.underberg.de/

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きっかいくん

かねがね不思議に思っておったのですがとうとう我慢できずに失礼を承知で思い切って質問しちゃいます。
ブログで取り上げているこれらのモデルは全てAkira君の所有物であると思うにですが、これらはどこにどのように収納されているのですか?相当な数ですよねー。
(奥様はどのような顔をされて見ておられるのでしょう?(笑))
by きっかいくん (2009-01-22 09:31) 

Akira

こんにちは、きっかいくん。

その疑問にお答えしましょう。仰る通りそのほとんどは私の所有物です。数はわかりません。
その収納方法ですが、今、我が家の子供部屋となっている一角にある旧サロンの試着室がメルクリン倉庫です。そこに、入りきれないモデルは事務所として使っている部屋に段ボール箱に詰めて置いています。
奥様の顔はご想像にお任せいたします...(^^;
by Akira (2009-01-22 10:18) 

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