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Eine Lady macht Dampf ~ SLやまぐち号 [日本の鉄道]

2006年秋に行われたドイツSWR放送局の「Eisenbahn-Romantik」取材班による日本の鉄道についての取材が行われて、私も通訳やらお手伝いやらで約1ヶ月同行した様子をこのブログでもお伝えしてきた。その後この取材の模様は、同番組で「大井川鉄道」、「新幹線と上信電鉄」、「箱根」、「梅小路機関車館と明治村」の4本が既に放映されている。
そして、ようやく最後の1本であろう「山口線のSLやまぐち号」についての放映が、先日の25日の日曜日に行われたようである。タイトルは、"Ein Lady macht Dampf" (蒸気で走る貴婦人)である。
これは、やまぐち号の牽引機がC57なので、貴婦人という愛称が付けられていることを事前に知った上でのこと。
その「Eisenbahn-Romantik」サイトが番組のダイジェスト版を配信し始めたことも、既にブログで紹介したのだが、今回の放映内容についてもダイジェスト版映像が配信されていたのである。映像後半にちょっと恥ずかしい部分がなくもないが、当時の記憶がみるみる蘇って来たのも事実である。

今となっては、既に2年以上前の出来事であるが、私にとっては毎日が新鮮で新しい発見の連続だった取材だったこともあって、その記憶は生々しく蘇ってくる。それは、山口線の取材に限らず、約1ヶ月間の全てがそうであった。山口線取材が終了して津和野から新山口駅へ向かうクルマの中で、最後の終了パーティの予定を組む準備を携帯電話片手にあれこれやっていたのを思い出す。

幸い、当時あったメルクリンのレイアウトを持つ渋谷のCafe Antiqueさんが快くパーティ会場を引き受けてくれたのでスムーズに準備ができた。また、そのパーティでは、取材に協力してくれた沢山のメルクリンファン仲間が集まってくれたお陰で大いに盛り上がったのである。今、その時を回想しても取材に協力していただけた沢山の方々には頭の下がる思いである。

日本の鉄道がメインテーマとしてドイツや欧州各国のテレビで放映される初めての番組であった今回の5本の番組が、どれだけ日本の鉄道への理解に繋がるのかはわからないが、日本が同じ鉄道先進国と言われる一員として更に日本の鉄道に魅力を感じて旅行して貰えるならば、これほど嬉しいことはないのである。

参考サイト:ドイツからの鉄道取材(11)/(12)/(13)
http://maerklin-kiste.blog.so-net.ne.jp/2006-10-28
http://maerklin-kiste.blog.so-net.ne.jp/2006-10-30
http://maerklin-kiste.blog.so-net.ne.jp/2006-10-31
タグ:JR SWR C57
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コメント 3

abe

どこかで拝見した方が出演していました~。しかも写真も撮ってました。(w
ドイツの方が取材するとこうなる、という見本のような内容でとても勉強になりました。取材同行お疲れ様でした。
by abe (2009-01-27 21:51) 

Daisaku

Akiraさんにはご苦労も多かったと思いますが、参加した誰もが楽しく充実した取材だったのではと思います。楽しい日々でした。

Daisaku@Daisaku Oozu PHOTOGRAPHS
by Daisaku (2009-01-28 00:35) 

Akira

> abeさん、こんにちは。
しっかりバレましたねぇ。仕事とはいえ、目の前に蒸気機関車があって、カメラ(コンパクトデジカメでしたが)を持っていれば、一緒に撮らない手はありません。(鉄の血も騒ぎますし...)

でも、我が家の家族にしてみれば遊んでいるようにしか見えないのが辛いところではありますが。

> 考えてみれば、色々とありましたが、今は楽しい思い出ばかりです。Daisakuさんにも色々とお手伝いいただき助かりました。
by Akira (2009-01-28 09:50) 

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