Ichqrs 377 (IGN) / DB Ep.IV

久しぶりに広告モデルを紹介したい。これは、いつゲットしたモデルかは、Koll'sのカタログを見てもはっきりしない。というのもKoll'sでは、このIGN社の広告貨車は３種類リリースしていて、カタログが白黒ということもあって、同じグラフィックのため全く区別がつかず、どのモデルが画像のモデルと同一なのかわからないからである。（カラーでも区別はつかないだろうが．．）

いずれにしても、ドイツで購入したように思う。このマークを見て「！」と思った方は、ドイツ通と言えるかもしれない。これは北ドイツのハンザ都市Luebeckの代表的なお菓子である1806年創業のマジパンの老舗であるからである。ドイツに行けばデパートのお菓子売場には必ずあるし、Luebeck中心街には、洒落たたたずまいのCafeを併設したIGNの本店があり、ここでは沢山のマジパンのお菓子が並んでいる。

先日のドイツ出張の帰り、フランクフルト空港ロビーで出発を待つ間、娘から突然電話があり何でも良いからドイツらしい美味しいお菓子を買ってこいという。既にレープクーヘンは買っているし、何にしようかお菓子の専門店で物色したら、可愛いケースに入ったIGNのチョコレートマジパン（上画像参照）があって、これを買い求めた。初めて口にした娘の反応は上々でホッと胸を撫で下ろしたものである。何しろマジパンも結構日本人には好き嫌いが分かれる食べ物である。結局彼女は上画像に写っている最後の１つを口にして、ほとんど１人で食べてしまったのである。



さて、モデルであるが、前述したように３回に分けて（ほぼ？）同一のグラフィックデザインでリリースされている。それが、1988年、91年、92年である。中々好評だったのかも知れない。



中央に大きくレイアウトされたIGN社のロゴマーク。品の良いピンクと金色を組み合わせた色彩でドイツ人なら知らぬ者は居ないほど有名なマークである。



表記は、コストの関係かロゴマークと同色のピンクで印刷されている。表記は特筆に値するものはなく、ごく一般的なもの。この表記でひねりがあるとファンは喜ぶのだが、おそらくこのモデルは、そういう目的ではないのであろう。

ドイツの土産物は色々あり、ここを見ている方には選ぶ苦労などないであろうが、一般には意外とドイツらしい良いお土産が見つからない時、IGN社のマジパンはお財布に負担のかからないちょっとした良いお土産の１つであると思う。

参考サイト：I G Niedereger Luebeck
http://www.niederegger.de/

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