Messewagen 2010 / Maerklin Z

今日紹介するのは、メッセで商談をしたお客さま向けに用意されたZゲージモデルである。今年は、やはりドイツの鉄道開通175周年を記念する年なのでAdler号のモデルである。
既に拙ブログに登録しているブログの管理人さんの中には、このモデルをゲットしているかたもおられるようである。

このモデル、1/220というスケールの中で表現されたドイツ最初の蒸気機関車は動力装置を組み込むのは不可能であるのは致し方あるまい。ただ、一体成形ながら亜鉛ダイキャストを使用した大きさの割にずっしりとしているのはメルクリンならでは。また細部迄細かく塗り分けられているのもメルクリンらしいところ。イメージとしてはメルクリン初期の０ゲージモデルのような雰囲気である。

今年は、H0ではちゃんと動くAdler号も新製品としてリリース予定である。１番ゲージでも同形は既にリリースされている。よってこれでメルクリンから３種全てのスケールのAdler号が揃うことになろう。

残念ながらTRIXのメッセ向けモデルはなく、メルクリンからのみである。これも節約モードの一環と思われる。

モデルとしてちょっと残念なのは、動力がないことは致し方ないにしても、車輪すら動かないのはちょっと？？という感じ。完全に置物状態である。よって、カテゴリも「Maerklin-Lok」ではなく、「Maerkklin-Allgemein」にした。記念品ゆえ致し方ない．．のかも知れないが．．．。

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