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Modellbahntechnik Aktuell [欧州鉄道模型]

今朝のNHKニュースの「おはよう日本」での鉄道模型(特にメルクリン)のレポートは、いつも寝ぼけ眼で見ている私には、まさに衝撃であった。内容的には2年前の破綻から再生されたこと。最近の子供は鉄道模型からコンピュータゲームなどに関心が移り鉄道模型は人気がなくなっていること。それに対して、MiWuLaの双子オーナーが1500万円掛けてメルクリンのレイアウトを作り公開。人気を博していること。子供の遊びがコンピューターゲームから鉄道模型に変わってメルクリンを楽しむ親子の様子の取材など。

最近、日本での鉄道(模型)ブームも息の長い普遍化が見られているように感じている。ただ、欧州鉄道やメルクリンはまだまだ...であろうか。欧州鉄道が日本では身近ではないので、そこまで人気が出ないのはもちろん理解の範囲ではあるが、メルクリンがそのポテンシャルに対して今一歩の人気であるのは、まだまだその普及努力が足らないとも言えよう。

さて、テレビで興奮さめやらず前置きが長くなってしまったが、今朝ドイツの鉄道模型誌「Modellbahntechnik Aktuell」誌最新号のWeb版が配信されたことを同誌のウエブニュースで知った。(以下最新号のPDF版)

http://modellbahntechnik-aktuell.de/fileadmin/ebook/Aktuelle_Ausgabe/modellbahntechnik-aktuell-51-januar-februar-2011.pdf

最近は、書籍の紙媒体から電子媒体への移行や配信が巷の話題であるが、雑誌についても同様で、この「Modellbahntechnik Aktuell」誌も当初からPDF配信を無料で行っている。この雑誌(というべきか?)は、20ページ程度で紙媒体としては薄いのだが、それだけに簡潔に必要最低限のテキストと画像で纏められていて、中々重宝している。テキストはドイツ語なので致し方ないのだが、ピンポイントで欲しい情報が見られるのは嬉しい。

今号の特集は、ニュルンベルクメッセである。メルクリンを始め幾つかのメーカーの新製品の紹介がされており、メルクリンでは360mm直線Cレール(24360)やmy worldシリーズのバッテリー駆動ICE、そしてMS Appなどを紹介している。タイトルにもあるように鉄道模型技術に重きを置いた誌面構成なので、デジタル技術の新製品の紹介が多いのも特徴である。

今後は無料、有料を問わず、今後は益々このような形に移行されて行くのは時代の流れと言えよう。我々海外の情報が欲しい者に取っては、書店で手に入れることの出来ない雑誌媒体のソースをいち早く得る手段となる。その選択肢が増えることになるのはポジティヴと捉えたい。
タグ:Zeitschriften
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コメント 3

Bemo

Akira さん

前から、伺おうとは思っていたのですが、メルクリンが使っている"Modelleisenbahn"と"Eisenbahnmodell"の違いってなんなのでしょう?Google の翻訳サービスでは鉄道模型となりますが。

前者には、英語でいうと、"modeling railroad"のような意味で、後者は模型そのものを指すのでしょうか?

by Bemo (2011-02-21 22:06) 

Akira

こんばんは、Bemoさん

"Modelleisenbahn"は、「鉄道模型」の意味を表す一般的なドイツ語です。
"Eisenbahnmodell"は、「鉄道の模型」というようなニュアンスでしょうか?あまり使わない言葉だとは思いますが、意味はModelleisenbahnと同じです。Modellbahnでも構いません。
by Akira (2011-02-22 01:18) 

Bemo

Akira さん

ご教授ありがとうございました。

by Bemo (2011-02-22 23:06) 

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