鉄道デザインEX Vol.03 [デザイン]
先程、鉄道デザインExの最新である03号の見本誌が届いた。思えば同誌の創刊号が書店に並んだのが丁度1年前であった。「鉄道」と「デザイン」を結ぶこの新しい雑誌の試みは半年に1回であるが、着実に根付きつつあるように思う。
今号の特集は、LRTである。それも「都市デザインとしての路面電車」..という前書き付き。つまり、ヨーロッパではLRTが登場して約30年経つが、日本でも富山ライトレールで一躍LRTが脚光を浴び、ある意味日本のLRT確立にようやく目処が立ちつつある..というのが今の現状であり、その中でデザインの重要性についての切り口がこの誌面で色々な方面から述べられている,,ということであろう。
もちろん、富山市ライトレールの紹介がされているし、アルナ工機など車両メーカーからのアプローチについての記事もある。その他、JRが研究中のハイブリッドLRVなど将来的な技術についての記述など、デザインだけではなく技術的な側面からも情報を得られる特集でもある。
今回は、私もいつものゆるめの連載記事「修行奮闘記」以外に、LRTに関連して私の住んでいたカールスルーエや、フランス、オーストリアなどの実例も織り交ぜて寄稿した文章が誌面を少々汚している。
LRTに興味のある方はもちろん、車両デザインや都市計画、更には、新たな公共交通で「我が街を住み良い街にしたい」と考えている全ての人に一読をお勧め出来る最新号である。
本誌が書店に並ぶのは今月31日とのことである。
以下に、アマゾンジャパンのリンクを記す。
参考サイト:鉄道デザインEx 03 / イカロス出版
https://secure.ikaros.jp/sales/mook-detail.asp?ID=2503
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