MS2 V 1.80 + Gleisbox V 1.39 アップデート

今年10月にMS2のソフトウエアがV 1.68にアップデートされたばかりなのだが、今既に更に新しいV 1.80にアップデートされているという情報を目にし、早速試みた。

[MS2のアップデート]
まず、MS2のアップデートにはCS2が必要である。現在のCS2のGUIはV 1.6.4 (3)であり、CS2自体のデータは更新されていない。ただ、現在配信されている最新版アップデータの中に、MS2の新しいソフトウエアアップデータも入っているので、まずCS2に新しくないが新しいデータをアップデート（インストール？）する。
CS2のアップデート後にMS2をCS2に接続することでMS2のアップデートが出来る。

画像はアップデータ後のCS2にMS2を接続した時のCS2画面である。（今回は日本語画面でアップデートを試してみた）



「．．．バージョン1.80にアップデートしますか？」という質問画面のチェックマーク（レ）をタップすると上画面のようにMS2のアップデートが開始される。




CS2画面が終了すると、自動的にMS2の画面上でアップデートが始まる。（２つのファイルがインストールされているようである）



さて、無事アップデートが終了すると、コントロール画面に戻る。これでは何がアップデートされたのかわからないので、Information画面を見てみると「Information」から「MS2 Information」という文字に変わっている。



確かにSW：（ソフトウエア）が「V 1.80」にアップデートされている。Sprache:（言語）はSprachdatei:（言語データ）に変わり、「V 0.23」から「V 1.46」に変更されている。おそらくこれが今回のアップデートの中心だとは思うが．．．。LDB:（機関車データベース）の変更はない。



そのSprachdateiを見てみると、前回のアップデート時に追加されたスウェーデン語に加え、かなりの言語が加わっている。






それは、Svenska（これはスウェーデン語の現地語？）、Italiano（イタリア語）、Espanol（スペイン語）、Portugues（ポルトガル語）、Magyar（マジャール語）、Polski（ポーランド語）、Cesky（チェコ語）さらには、Schwäbisch（シュバーベン語？）とある。残念ながら日本語はない。最後のシュバーベン語は、メルクリンのあるシュバーベン地方の方言であるのだが．．．選択して見てみるとまるで見た事のない文字列である。本当にシュバーベン語ってこうなのか？と感じてしまうのだが．．．．。今後はByerisch（バイエルン語）などドイツ各地の方言も追加されるかも知れない．．．。

[Anschlussboxのアップデート]


次に、このアップデート情報を記したドイツのフォーラムでは、MS2の電源アダプタである60113 Gleisbox（接続ボックス）のアップデートもあるという。そこで、今度はMS2をCS2から切り離し、Gleisboxと接続し、電源を入れると早速上画面がMS2に表示される。今迄の接続ボックスはV 0.0だったようである。アップデート後はV 1.39になるようである。



「Ja」のボタンを押すとアップデートが開始され、上画面が現れる。
アップデートが終了すると、再び自動的にMS2のコントロール画面に戻る。アップデートは以上で終了である。

結局、今回のMS2のアップデートで確認できたのは、使用可能な言語が増えた事と、接続ボックスの更新である。ただ、MS2についてはそれ以外の何が更新されたのか、また接続ボックスの何が変わったのか、CS2のバージョン情報でもドイツのフォーラムでも記述を見つけることが出来なかったので、良くわからないというのが正直なところである。なので、無理に急いでアップデートする必要もないかも知れないように感じるところである。

もし、このあたりのことをご存知の方がいらっしゃれば、教えて頂ければ大変ありがたい。

[追記]
MS2の選択言語に「Schwäbisch」があることをドイツのフォーラムで記したところ、開発担当部長がウィットで作成したとのこと。この遊び心は中々の評判のようである。

[ご注意] ここに記す設定や更新など操作については、すべて個人で行ったものです。これら操作を行う場合は各自の自己責任においておこなってください。

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