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Teddybär Replica 1909 / EAN 406201, 406225, 0166/43 [Steiff]

先日紹介したSteiffをテーマにしたオマケ付き雑誌の表紙が「最もシュタイフテディらしいモデル云々..」と記したので、今回は、それに因んで、そのSteiffのテディらしいテディと言われる1909年モデルのレプリカ3種について記してみたい。

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この3種のモデルは、ドイツに来てまだそう年月の経たない頃、80年代終わりから90年代始めに掛けて購入したものである。当時はSteiff-Clubもなく、デパートや玩具店ではカタログモデルが中心に飾られていた時代である。妻がどーしても欲しいというテディがこれで、1909年にRichard Steiffがデザインしたテディの1つである。もちろんオリジナルではなく、レプリカモデルであるが、いわゆるシュタイフのテディの完成形の1つであろう。

実はこのモデル、全高が43cmもある比較的大きなもの。このテディを横に持って身体をもち上げると「ふに〜」という鳴き声を発する。それが可愛らしく、子供にとってはぬいぐるみを愛おしく思える瞬間でもあろう。耳タグは黄色で製品番号は0166/43と記されている。これは、シリーズ番号としては406256なのだが、製造時期によって表記が異なるようである。このモデルのリリースは1988年から90年迄の3年間である。

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次は、上と同じに見えるがちょっと小さめの全高35cmのモデルである。このサイズは、現在でもシュタイフテディとして最もポピュラーなサイズと言える。これもお腹に声出し缶が内蔵されていて、「ふにふに〜」と鳴く。黄色タグで番号は406225と記されているので1991年と92年にリリースされたモデルである。

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後に、テディベア100周年記念で、当時の日本総代理店のタカラがテディベア向けのスウェットを出したので買い求め、丁度お似合いの35cmモデルに着せたのが上画像である。

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最後は、このレプリカモデルの最小サイズ25cmである。製品番号は406201である。さすがにコイツには声出し缶がなく、指でお腹を押すと鳴く仕組みである。やはりこの声出しについては、自然に鳴くモデルの方がよろしい。

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単体で画像を見ると大きさはほとんどわからないが、25cmモデルと最大の43cmモデルを背比べさせると、その大きさの違いが理解できよう。

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最後は、この3体を並べてみる。メルクリンで言えば、例えば同じ103形モデルの1番、H0、Zというところか?いや、H0とZの価格がさほど変わらないことを考えれば、少なくとも価格については違う。メルクリンモデルと比較すべきではないが、この3体のテディを見ながら、私はやはりスケールの浮気だけはできないと思いを新たにしたのである。
もう20年も前になろうか。当時は、妻もシュタイフテディにハマっていてクリスマスや誕生日のプレゼントと言えばクマだったのであるが、さすがに最近は収納用ケースに鎮座しているだけだったので、久しぶりに出して撮影したのは、このクマ達にとっても良かったのかも知れない。

参考文献:
STEIFF SORTIMENT 1947-1995 / Günther Pfeiffer




Teddybär mit Knopf im Ohr / Werner Dausien・Hanau




[Steiff Teddybär Replica 1909/35cm / Amazon jp]

タグ:Teddybaer
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