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Insider-NEWS 3/2012(独語版) [Maerklin-Allgemein]

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ちょっと気を離していた間にインサイダーニュースの最新刊がクラブサイトからウエブ配信されていた。昨日サプライズと書いたBR 56.2-8モデルについては、このモデルが掲載されている最新刊を見た会員には既に知られていたことになる。

ということで、最新刊のニュースの表紙はこの最新のモデルの画像である。今号の誌面の中心は、もちろんこのモデルについての詳細である。Bw Friedbergを基地とした「56 362」を模型化したこのモデルはプロイセンG8.1形である。発煙装置は標準装備というのが目新しい。

プロモーションモデル(広告モデル)はH0で3種類、Zが2種類紹介されている。今回紹介されているどれもが興味深いが、「BP」のタンク貨車と「Berg Bier」の有蓋貨車は手元に置きたいくらいのモデルである。

広告貨車との繋がりではないが、メルクリンから過去リリースされた広告機関車モデルの印刷についてのレポートは興味深い。例えば「Bayer Garten」の101形モデルは140回もの印刷工程が必要であったそうである。それだけ生産コストも高額になっているということである。また、BR 53.0の迷彩塗装モデルは、あの模様を塗装で仕上げるために専用の治具を手作りで製作し、その治具の画像が掲載されている。表記ではレールバスモデルが0.1mmの印刷であるとのことである。これ以上は出来ないという印刷技術とのことである。

シリーズ化しつつあるドイツのメルクリンインサイダーのためのクラブ紹介では、バイエルン州フランケン地方の「MIST97」の紹介である。「97」という数字は、おそらく郵便番号の最初の2桁(97XXX)を意味するものと思われる。

内容は、いつもながら濃いものでドイツに居ながらであればもっと楽しめたであろうと想像出来るもの。今年、7月27日にゲッピンゲンの工場見学に60名限定での招待があるそうである。クラブサイトから応募が可能とのことなので、もしこの時期にドイツ旅行を計画されているクラブ会員は、応募してみるのも良いかもしれない。当選すればきっと良い思い出になろう。

誌面の最後には、その7/27と28日にゲッピンゲンのErlebnisweltで行われる「Märklin-Sommerfest」(メルクリン夏祭り)の案内である。これもメルクリンファンには楽しい催しとなろう。
タグ:Insider
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KDB

お早うございます。ご無沙汰しておりました。KDBです。
やはり出ますね56-2型。55-25型の改造ですからそのうち出ると思っていましたが、メルクリンはテンダードライブでないので、それほど簡単ではなかったでしょう。実物は3000両以上あった55-25型の運転性能改善を図って690両余りが改造で生まれ、先台車を追加したおかげで運転速度が70km/hまで引き上げられたので(55-25型は55km/h)、ローカル線の万能機関車になって活躍できたそうで、小さなレイアウトでも重宝します。しかしまたしても財政破綻に近づきそうです。
by KDB (2012-06-03 08:32) 

Akira

KDBさん、おはようございます。

詳しいお話をありがとうございます。どのようなモーターが装備されるのかはわかりませんが、メルクリンTVでのCAD画像ではしっかりボイラーに組み込まれている様子がわかります。55形に比べ、ボイラーそのものも延長しているようですので、上回りの金型自体は新規でしょうね。手頃な大きさの汎用性の高いテンダー機関車という意味ではちょっと危険ですねぇ。(私にとって...)
by Akira (2012-06-03 09:16) 

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