SSブログ

Lok des Monats Juni 2012 [Maerklin-Lok]

当ブログで「Lok des Monats」について最後に記したのは2010年7月だったか。それ以来暫く途絶えていたのが、今月になって再開となったようである。

http://www.maerklin.de/de/produkte/sondereditionen/sonderaktionen/lokdesmonats.html

今回のモデルはH0のBR 218(37745)である。このモデルは1985年に民営化される前のDBがCIを変更した時に制定されたOrientrotを基調とした機関車塗装である。ただ、制定されてからも数年間は過渡期として暫くは218形はタルキスカラーなどの旧塗装で運用されていた。当初は、当時の最新形電気機関車であった120.1形がこの塗装でデビューを果たし、103.1形や111形など電気機関車を中心に塗装の変更が行われたためか、何故か218形などのディーゼル機関車は中々新塗装には変更されなかったのである。ちょうどその頃、私自身も渡独したので状況を覚えているが、やはり長距離優等列車、しかも当時開通した高速新線のあるFurda - Würzburgなどを通過する列車が優先的に新塗装を纏って運用されていた。

さて、ようやく1990年前後になって218形も新塗装の機関車がちらほら見られるようになったと思うが、それがこのモデルの塗装である。それも1994年迄の連邦鉄道時代のDBマークの仕様であるから、牽引される客車は同様にツートーンのIC/EC列車やIR、またN-Wagen(シルバーリンゲ)などが似合うであろう。もちろんそれ以前のタルキスカラーの客車を牽引する姿も各地で見られたはずである。

私が好みなのは、やはりAllgäu線のEC列車を重連で牽引する218形である。以下RIGサイトに幾つかの画像があるが、DBの客車の他、SBBのTyp.ECを牽引する重連218形のたくましい姿はモデルでも再現してみたい1つである。(画像は民営化後のDBマーク)

http://www.rig-bahn.jp/db-page/db-photo/218photo27.jpg
http://www.rig-bahn.jp/db-page/db-photo/218photo16.jpg

もちろんDBやSBB客車だけでなくÖBBの旧塗装客車との組み合わせでも良い雰囲気である。
218形は現代の万能ディーゼル機関車なので、亜幹線では西ドイツを全土で活躍しているだけにその応用範囲は広く、短編成から長編成、貨客どちらもこなす。模型でもレイアウトに良く馴染み主張もしないが、存在感もある機関車である。

ここにきてBR 56.2-8を始め、もうすぐリリースが告知されれうであろう「my world」広告塗装の120.1と気になるモデルが続々、それも静かに登場しそうな感じである。

参考サイト:Diesellokomotive.
H0 - Article-No. 37745
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0