Insider-Sendung 5/2012（独語版）

２日前、ようやくドイツ語版のインサイダー送付物が届いた。英語版は随分前から届いていたようであるが、ドイツ語版は航空便のタイミングが悪かったためかも知れない。
上画像にあるように、今回もインサイダーニュースの他、挨拶文、メルクリンマガジン、秋の新製品パンフ（訂正付き）、そしてクラブ家族会員入会申込書（全てドイツ語版）である。

メルクリンマガジンは、TRIXやLGB記事が以前より多く挿入されているように感じる。メルクリンファンである私自身は特に必要というわけではないが、TRIXやLGBの記事もあれば嬉しいもの。特にMINITRIX（Nゲージ）のJunkers Ju 52形航空機輸送貨車セットは、H0でも是非欲しいモデルである。昨日記事を記した金色01形についても簡単ながら紹介されている。

今回特に気になった記事は、オリンピック電車として名を馳せたS-Bahn用ET420形電車について。今年は1972年のミュンヘンオリンピックから40周年にあたり、そのオリンピックに合わせて作られたのがこの電車である。私がミュンヘンでインターンシップをしていた1992年には、まだ増備が続いていた車両である。当時の私のボスに言わせれば、この420形は単に優秀な性能を誇っていただけではなく、経済性にも優れていたのだとか。しかし、アコモデーションの陳腐化は、やはり当時でも問題であり、シート生地の変更やドアの改良なども行われていた。しかしながら、ミュンヘンでU-BahnとS-Bahnを乗継いで通っていた私にも、420形はU-Bahn車両に比べ明らかに車内も暗く、時代から取り残された感じていた。エキステリア、特に前頭部の造形が優れていただけに、その終焉は残念ではあったが、現在のET423形は、車内も明るく、より現代的なアコモデーションとなっている。（個人的にはエクステリアデザインは、ET420に軍配があがると思う）

最後にクラブ家族会員募集のパンフを初めて見た。これは、家庭内で２人以上のメルクリンファンがいる場合、紙媒体などは家族内で共有し、会員証やクラブモデルなどの特典をそれぞれが取得する権利が得られる新しいプランとなっている。会費は新たに個人会員として登録するよりおトクなプランである。中々良いアイデアだと思う。もっとも我が家の子供達は全く興味を示さないが．．．．。

＊当記事は全てドイツ語版の内容です。英語版の内容はドイツ語版とは異なる可能性がありますのでご了承ください。

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