Insider 送付物 2/2013(独語版) [Maerklin-Allgemein]
パソコンが壊れている間にドイツから届いたのが、インサイダーからの送付物である。今回はモデルの発注書などはなく、挨拶文の他はインサイダーニュースとメルクリンマガジンのみである。
メルクリンマガジンは、毎年2号にはニュルンベルクで発表されたメルクリン/TRIX/LGB新製品を掲載している。またストラクチャーなど他社製品も抜粋して紹介している。今年も同様であるが、それ以上に新しいデコーダーmfx+についての詳細な解説があるのは、興味深い。また、メルクリンの代表的機関車である89.0形モデルについての記述は、私にとっての初めてのメルクリンモデルであったこともあり、興味があった。以前のドレスデンの交通博物館からシュベリーンの鉄道愛好団体の元に移籍したと聞いている。
もう1つ、この誌面からそそられるのは、いつも裏表紙を飾るEUROTRAIN専用モデルである。今回は鋼管積載の4軸無蓋貨車(Snp 719形/DB Ep.V)である。鋼管の錆加減がリアルである。更に今号には、ドイツの玩具店チェーンのMCからも専用モデルの広告を出している。こちらも鋼鉄製のスタジアム用建材を積載している4軸無蓋貨車である。他にもV60形らしき機関車なども告知されているのがちょっと気になるモデル群である。
最後に...「美しいZゲージレイアウト」と銘打ったレイアウトフォトコンテストの結果が掲載されていた。力作ぞろいの作品画像の中で特別賞に日本人の名前があった。これは、トランクレイアウトならぬ本型レイアウトでZゲージのミニマリズムを追求した作品と言えようか。それでも教会や家並み、湖などちゃんと雪景色のレイアウトが本型を開くと出現する秀作である。心から祝意を表したい。
*上記記事は、ドイツ語版に掲載されているものです。英語版は未確認ですが、掲載されていない可能性もあります。
参考サイト:DR-Baureihe 89.0 (1934) / Wikipedia ドイツ
http://de.wikipedia.org/wiki/DR-Baureihe_89.0_(1934)
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