Der Lufthansa Airport Express / BAHN-SPECIAL 2/92

先日当ブログでもお知らせした通り、メルクリンH0から長く待ち望まれたET403のLHAE仕様がインサイダー会員向けにアナウンスされました。
LHAE好きの私は、1992年Frankfurt/M空港とStuttgart Hbfを結ぶ新しい103.1形牽引のLHAEが運行を始めた頃購入し、LHAE特集したこの雑誌を以前から紹介したかったのですが、タイミングを逃していました。ET403がリリースされた頃、LHAE仕様が告知された紹介しようと考えていたので、この雑誌を今回ようやく紹介できます。



ET403がLHAE仕様にリニューアルし、再びDB路線（しかもライン左岸線を通る景勝ルート経由）をDüsseldorfまで走り始めて10年を記念して出版されたのですが、Stuttgart線がNBS（高速新線）経由となり、機関車や客車が代わったのも同時期で、紙面にはET403の紹介と共にStuttgart線のLHAEについても詳細な記事が出ています。

上画像は、ET403の技術的視点からの記事です。



もちろん技術的視点以外の記事、つまりライン左岸線の風光明媚な路線をバックに疾走する姿も沢山の写真とともに紹介されています。
上画像の右ページには、当時鋭意改造中であったBpmzの写真と共に、これを改造していたPFA社の広告も出ていました。

その後のLHAEはご存知の通り、LHの赤字解消策で全てのLHAEが廃止されてしまいました。航空業界初の航空機番号を持った専用列車でしたが、ICEにLH旅客用車両を用意することで、あの独自サービスはなくなってしまいました。今や伝説的な列車になったLHAEですが、それほどこの列車は多くの利用者から愛されていた列車でもありました。

私がこのET403を写真で始めて見たのが高校生時代でしたが、その黄色とグレーに塗り分けられた姿はIC仕様より遥かに美しいと感じたものです。

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