42994 DB Bm 235 / Ep.IV (Teil 1) [Maerklin-Reisezugwagen]
[51 80 22-90 645-8]
▲ 区分室側
ここ数ヶ月は、27cm客車が大量に漏れているのに気付き、毎回同じベースの客車モデルの紹介をしていますが、今回も27cmのUIC-X客車モデルを紹介します。今回は、私にとってUIC-X客車が最も輝いていたと感じる最高速度が200Km/h許可となったIC '79時代のIC仕様のBm 235です。
このモデルは、IC "Südwind"2等車セット(42994)として、1等車3両セット(42993)と共に2003年から2009年まで7年間(食堂車(42973)、バー車(42972)は2004年から2009年までの6年間)リリースされています。この2等車セット3両のうち1両はBpmz 291で、残り2両がBm 235。今回紹介するモデルは、その2両のうちの1両になります。
車端部のディテールです。実車のBm 235は、最高速度200Km/h許可を受けるために、ヨーダンパと電磁吸着ブレーキが台車に施されているのですが、モデルでは省かれています。また、出入口扉ステップも格納式に改められていますが、それもなくBm 234と同様です。(28,2cmモデルでは、これら全て実車同様です)
出入口扉右横WC窓下には号車番号である「16」が印刷されています。
更に拡大すると、出入口扉右隣の台枠に「Hier Handbremse」(手ブレーキ側)の表記が見えます。
車体中央のDBマークとその下にUIC車体番号である「51 80 22-90 645-8」が印刷されています。印刷精度は、27cm客車モデルの末期でもあり、精度の向上が目に見えてわかります。
手元の資料によれば、このモデルの実車は、1976年8月18日にO&K社で落成、1979年7月1日にBm 234から改造されています。現在は廃車されているかどうかは未確認です。
RICラスターです。このラスターは他国鉄道への入線表記がありません。同形式の実車画像を見ると、これと同様の表記がある車両も確認できるので、いつからどのような経緯で変更されたのかは未確認です。
このあたりの経緯をご存知の方は、教えていただければ嬉しいです。
REV表記は、1981年5月13日と表記されています。
サボです。実車同様車体右側のみ吊り掛け式サボになっています。当時のフォントで印刷され文字などの印刷精度も優れています。列車名のIC "Südwind"(南風)は赤文字で運行経路はMünchen - Bremenです。Frankfurtは経由しないようですが、Nürnbergは経由しても良さそうだと思うのですが、どうなのでしょう? また、逆向きの列車名はIC "Nordwind"(北風)です。通常は両方向同じ名称ですが、これについては、名称が直接的なためでしょうか、異なる列車名となっているようです。
妻部分正面です。このモデルは、28,2cmの同形式にあるような尾灯付きモデルが用意されていないので、LED尾灯パーツの後付けでもしようかと考えています。
参考サイト:B4üm-63; Bm 234, 501 / "WAGEN" / GeraNova Verlag
[EDIT]: 2015-08-05
▲ 区分室側
ここ数ヶ月は、27cm客車が大量に漏れているのに気付き、毎回同じベースの客車モデルの紹介をしていますが、今回も27cmのUIC-X客車モデルを紹介します。今回は、私にとってUIC-X客車が最も輝いていたと感じる最高速度が200Km/h許可となったIC '79時代のIC仕様のBm 235です。
このモデルは、IC "Südwind"2等車セット(42994)として、1等車3両セット(42993)と共に2003年から2009年まで7年間(食堂車(42973)、バー車(42972)は2004年から2009年までの6年間)リリースされています。この2等車セット3両のうち1両はBpmz 291で、残り2両がBm 235。今回紹介するモデルは、その2両のうちの1両になります。
車端部のディテールです。実車のBm 235は、最高速度200Km/h許可を受けるために、ヨーダンパと電磁吸着ブレーキが台車に施されているのですが、モデルでは省かれています。また、出入口扉ステップも格納式に改められていますが、それもなくBm 234と同様です。(28,2cmモデルでは、これら全て実車同様です)
出入口扉右横WC窓下には号車番号である「16」が印刷されています。
更に拡大すると、出入口扉右隣の台枠に「Hier Handbremse」(手ブレーキ側)の表記が見えます。
車体中央のDBマークとその下にUIC車体番号である「51 80 22-90 645-8」が印刷されています。印刷精度は、27cm客車モデルの末期でもあり、精度の向上が目に見えてわかります。
手元の資料によれば、このモデルの実車は、1976年8月18日にO&K社で落成、1979年7月1日にBm 234から改造されています。現在は廃車されているかどうかは未確認です。
RICラスターです。このラスターは他国鉄道への入線表記がありません。同形式の実車画像を見ると、これと同様の表記がある車両も確認できるので、いつからどのような経緯で変更されたのかは未確認です。
このあたりの経緯をご存知の方は、教えていただければ嬉しいです。
REV表記は、1981年5月13日と表記されています。
サボです。実車同様車体右側のみ吊り掛け式サボになっています。当時のフォントで印刷され文字などの印刷精度も優れています。列車名のIC "Südwind"(南風)は赤文字で運行経路はMünchen - Bremenです。Frankfurtは経由しないようですが、Nürnbergは経由しても良さそうだと思うのですが、どうなのでしょう? また、逆向きの列車名はIC "Nordwind"(北風)です。通常は両方向同じ名称ですが、これについては、名称が直接的なためでしょうか、異なる列車名となっているようです。
妻部分正面です。このモデルは、28,2cmの同形式にあるような尾灯付きモデルが用意されていないので、LED尾灯パーツの後付けでもしようかと考えています。
参考サイト:B4üm-63; Bm 234, 501 / "WAGEN" / GeraNova Verlag
[EDIT]: 2015-08-05
このセット、買おうか迷って、結局見送ったため参考になります。
推測ですがRICラスターの入線可能国表記の件、この客車自体、4電源対応なので、標準軌の欧州大陸各国入線可能≒基本的には制限なしということでしょうか。
by BOAC VC10 (2015-08-04 00:15)
こんにちは、BOAC-VC10さん。
IC680 "Südwest"セット全体としては、バー車があったり、Quickpickの代わりに食堂車とやや違いもあるのですが、私としては103.1形全盛時代のよく似合う中々良いセットだと思っています。
RICラスターは、確かにそうなのでしょうね。実車写真にもありますから。いつからこの表記に変わったのか?というような疑問はまだ残っていますが...。
by Akira (2015-08-04 11:26)