42943 DB Aüm 203 / Ep.IV：Spielkiste：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

LES WAGONS RESTAURAN..｜42943 DB Büm 232 / E.. ブログトップ

42943 DB Aüm 203 / Ep.IV　[Maerklin-Reisezugwagen] [編集]

▲ 区分室側

▲ 通路側

以前、当ブログでポップカラーの27cmUIC-X客車「Olympia Express」Set（26512）を紹介しましたが、このセットには、１等/２等区分室車２両がセットになった増結セットが2004年から2006年までの３年間リリースされました。最近このセットが手元にあることを確認し、かつ、ここではまだ触れられていないので、この２両のうち、最初は１等区分室車紹介します。

画像は車端部分のディテールです。このモデルは、最初に気づくのはポップカラーの窓帯色でしょうか。同形の26512モデルは、窓帯色がオレンジであるのに対して、こちらはコバルトブルーです。手元の資料では、１等区分室車は、ほとんどオレンジである中で１両のみKobaltblauの窓帯車両があり、それがこのモデルにあたります。そしてこのモデルの車体番号は実車と一致しています。
このポップカラー自体は、試験塗装の意味合いが強く、運用させながらアンケートなどを取り最終判断をしたかったのかも知れません。

屋根下には、１等の黄色帯が印刷されていますが、赤地に白抜きの等級表記下の「Raucher」（喫煙）も含めてオレンジより、ブルーの方が認識しやすいことがわかります。
WC窓下の号車番号は「6」の表記があり、オレンジモデルの「4」とは異なる号車表記が印刷されています。

車体中央のDBマークとUIC表記の車体番号、そしてその下には形式が印刷されています。
ポップカラーでは、DBマークや表記類も窓帯色（この車両はコバルトブルー）と同じ色に指定されています。
車体番号は「51 80 10-80 903-7」です。手元の資料によれば、1965年にA4üm-61（12 079）としてDWM社にて落成。1977年1月31日にAm203として、このUIC番号に改番されています。1993年にInterRegio向けのAim261.7に改造されていますが、現在廃車となっているかどうかは不明です。

RICラスターは、最高速度140Km/hまでの許可、航送許可（何故か航送許可ルートが無記載）、そして19カ国の鉄道入線許可が記されています。もちろん多電源仕様となります。当時ポップカラーで運用された「Olympia-Express」のDC-Zugは、最高速度140Km/hであるのは興味深いところです。（食堂車がWRümh 152なので、それに合わせたのかも知れません）

REV表記は、直近検査日が1971年1月14日の表記です。

「Olympia-Express」のサボです。ルール地方のDortmundとオリンピックの開催地であったMünchenを結ぶ列車を想定しています。26512セットは、110.3形機関車が同梱されているので、ライン川左岸線やStuttgart Hbf - München Hbfを想定していると考えられます。ただ、ルール地方は、220.0形ディーゼル機関車か、012形蒸気機関車の牽引の可能性も考えられ、興味が尽きないところです。

妻部分の貫通路です。27cmモデルのプロポーションが好きなのはこの妻部分で、28,2cmよりやや幅広なところが実車の印象を良く掴んでいます。

参考文献：
A4üm-61; Aim 203, "Pop"-Farben Versuchslackierung der Deutschen Bundesbahn / "WAGEN" Der Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen

参考サイト：Schnellzugwagen-Set. / メルクリン・ドイツサイト
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=42943&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html