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39760 DB 01 1088 / Ep.IIIa Insidermodell 2023 [Maerklin-Lok]

メルクリンから来年のインサイダーモデルが発表されました。今回は完全新設計の01.10形とそれに合うGruppe 29の食堂車、荷物車を含めた客車6両です。

早速、メルクリンの公式サイトではこれらインサイダーモデル 2023のための特設ページが以下に設けられています。

Insidermodell 2023

さて、この新しい01.10形ですが、これまでリリースされてきたメルクリンの01.10形モデルの高性能ボイラに換装されたものではなく、落成時の流線型ボディを外したままの旧型ボイラの仕様です。そのため、ボイラ先頭上部にある給水加熱器が張り出し、瘤の載ったような姿で特徴的です。またボイラ上部の3つのドームは流線型ボディ装着のために張り出しが低くなっており、デフレクタは戦後カウルを外した際に新たにつけられたため、ヴィッテデフが装備されています。
1950年の仕様とのことで、メルクリンモデルとしては珍しいDB初期の3等級制時代(Ep.IIIa)となっています。

新設計だけのことはあり、1/87スケールに正確で精細なディテールを持ちながらメルクリンらしい雰囲気も画像から感じられます。mfx+デコーダー搭載で多くのファンクション機能を持ちますが、その中でも速度に合わせたダイナミック発煙装置はこのモデルの特徴の1つと言えるでしょう。

まだ、ここに掲載されているテキストを全て理解していないので漏れがあるとは思いますが、特設ページにはYouTubeのメルクリンTV動画にもリンクしているので、これからゆっくりとこの新しいモデルについて理解を深めたいと思います。

「BR 01.10のまとめ」ページにもこのモデルを反映させてリニューアルしました。

[EDIT] 2022-12-01
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KDB

これは意表を突いた製品ですね。この時代の01-10はどこのメーカーでも製品化していなかったと思います)。給水加熱器で煙室戸が欠きとられているのは(戦時型のD51みたいですが)形態的には面白いですね。ただ、本当に残っている写真が少ないです。戦後間もなくの頃で、生活に余裕がなかったのでしょうね。なお、03-10でも同様の形態がありましたが、ボイラー載せ替えをしなかった機関車でも、煙室戸の欠きとりは後で直されてしまったみたいです。
by KDB (2022-12-01 09:51) 

Akira

こんにちは、KDBさん

まさかこの時代の01.10が製品化されるとは思いませんでした。戦後の混乱期でまだ高度経済成長前から始まりの頃の時代ですから、戦前の面影が残る中でちょっと興味深いです。

Ep.IIIaの3等級制時代の西ドイツは、全体的に模型も少なく階級制度も崩壊しつつある中の最後の時代ということで興味深いです。
by Akira (2022-12-01 10:08) 

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