JR東海

１０月２７日

今日は、朝仕事をちょっとだけ片付けて、１０時半には家を出、駅に向かう。いつもの新幹線でいつものように東京へ、慣れた道のりである。しかし今日は、東京駅で東海道新幹線に乗り換えて取材チームと合流である。東京駅で少しばかり待ち合わせの時間があったため、駅弁を買い込み、休むところを探すと、無料インターネットが使える無線LANのホットスポットがある。丁度良いと、パソコンを出し、おもむろにインターネットに接続。自分のプロバイダのIDとPassを入れるだけで、即ネットサーフィンもメールも可能になる。このようなサービスはJR東日本にあるのだろうか？JR東海はあまり良い話を聞いていなかったので意外なサービスの充実に驚いた。やはり新幹線が早くから出来ているだけのことで１日の長がある。

新幹線は金曜日ということもあるのか、私の乗った「のぞみ」は指定席にも関わらずほぼ１００％の乗車率である。少なく見積っても平均では８０％以上の乗車率があったと思う。「のぞみ」はそれでも１６両のうち、自由席が３両しかないにも関わらず、ほぼ満員というのは驚きである。この状態が岡山まで続く。広島で大多数が下車し、ようやく空いた車内の人となる。ここでもうお分かりの人はいるでしょうが、目的は山口線のやまぐち号である。

新山口駅には午後５時前には到着し、明日に備えて機関車の居る機関庫のある場所を目指す。機関庫らしき場所の側にある建物に突撃し、明日の取材の事前準備として機関庫のC57と対面することが出来た。既にC57には火が入っており、圧力も出発可能な値である。明日の行程を聞き御礼を述べてホテルに戻った。

薄暗い機関庫に佇むC57は、やはり生き物のようであった。ほのかに煙突から煙りが出て、これが蒸気機関車の魅力だと感じた。

明日は、いよいよ取材である。お天気と道路状況が私達に味方してくれることを切に望む。

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