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Klassiker der Bundesbahn / MIBA [欧州鉄道]

昨日の続きで今日もニュルンベルクでゲットしてきた本の紹介である。これは、D-Zugの本を物色しに中央駅の本屋に立ち寄って鉄道本コーナーを見ていた時、目についたものである。表紙が最近の鉄道雑誌にしては、渋い体裁でエンジ色の帯の上にはEp.IIIのE19が牽引するBlauer Enzianの白黒写真。そして下にはBR05 002のF-Zug牽引モデルのカラー写真と、私にとってちょっとツボに近いものがあったのである。他の鉄道誌の中でも異彩を放っているのでつい手に取って誌面を捲った。MIBA誌は古くからある鉄道模型に特化した雑誌で、日本で言えばTMS誌のような感じであろうか。(あくまで歴史が古いと言う意味で)しかし、あまりメルクリンを扱わないので主に実車の編成などを記した特集号や増刊号などのみしか持ち合わせていない。

この本もそうで、タイトルのKlassiker der Bundesbahn(連邦鉄道の古豪達?)というフレーズ自体にEp.IIIとEp.IVが主体であることを示唆しているので、私が興味を示さない訳は無いのである。
で、ページを捲ってみると、やはりMIBAの編集らしく(2線式)模型の写真を中心にその実車を解説した内容である。戦争直後の列車から機関車別、またF-Zug Blauer EnzianやRheingoldなど列車をテーマにした記事もある。所々に編成が記された列車運用表の画像もちりばめられ、見やすいとは言えないが情報的には沢山のものが詰まっていると感じた。模型と実車の写真は、7:3ぐらいであろうか。しかし、130ページにも及ぶこの本には、私の知らない事実が数多く記載されており購入には後悔していない。

[EDIT] 2020-04-10
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コメント 4

300B

表紙を見ただけでクラっと来てしまうほど良さそうな本ですね(^^)
Blauer Enzianというのがなんともシブイです。
今年はリバロッジからHWZのBlauer Enzianが出ますが、メルクリンからも大いに期待したいところです。
by 300B (2008-02-22 10:27) 

Akira

本当ですね。
メルクリンからEp.IIIのBlauer Enzianがリリースされる時には是非今年の新製品Rheingold並の装備で願いたいものです。(最低でも尾灯ぐらいは...)
by Akira (2008-02-22 10:36) 

klaviermusik-koba

これはE19なのですか。客車も Blauer Enzianの特別な表示板があるあたり、風格がありますね。私が当時見ていたのはブルーのぬりの118だったと思いますからもの写真よりはもうひと世代あとのものでしょうか。客車はよくおぼえていませんが、こんな表示板はたしかもうなかったと記憶しています。
それとこの時代はパンタは両方使っていたのでしょうか。これがでたら買いたいです。
by klaviermusik-koba (2008-02-22 17:36) 

Akira

おそらく...ですが、Ep.IIIaのため鉄青色(帯二本が見えます)のE19かと。E18の可能性もあるかも知れませんが、鉄青色のE18があったのかは?です。屋根の形状からE19かと思ったのですが...。
どなたかフォローを....。
by Akira (2008-02-22 18:37) 

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