SSブログ

Railjet / OeBB [欧州鉄道]

今日届いたスイスのERI(Eisenbahn-Revue International)誌の誌面に小さくウィーンのSiemens車両工場から第1号の「Railjet」なる車両が落成され工場から出て来たことが写真入りで紹介されていた。
初めて聞く「Railjet」の名前と初めて目にするエンジ色とダークシルバーに赤い帯。そして連続窓の客車の画像が眼に入って来た。どうやらオーストリア国鉄の新しい長距離用客車の名前が「Railjet」であるようだ。
早速、ネットで「Railjet」を調べてみると結構話題の車両であることが伺える。以下、その画像である。

http://www.bahnnews-austria.at/forum/files/7381_2290_201_of_04_03_2008.jpg_382.jpg

更に調べてみると、この「Railjet」はオーストリア国鉄(OeBB)が今年の末からWien-Bregenz及び、Budapest-Muenchen間を皮切りに本格投入されるそうである。最高速度は230Km/h、7両編成でMetropolitan客車のような固定編成で制御客車とEndwagenと呼ばれる機関車の次位に連結される客車の片側のみバッファとスクリュー式連結器が装備される。1等、2等という呼び名を廃止し、エコノミー、ファースト(ビジネス?)、プレミアムの3等級制になるとのこと。食堂車はなく、ファーストとプレミアムクラスにはシートサービスで供食されるという。Cafeと呼ばれる設備を持つ車両もあり、いずれにしても今迄の列車サービスとはひと味違ったものとなるようである。まだ完成されていないので実車の画像を見ていないが、制御車の先頭部分のデザインはTaurusに近い形状である。機関車は、「Railjet」と同じ専用塗装のTaurusが既に登場している。

個人的には、この外観塗装は、ちょっと重い印象である。エンジ色に赤帯というのもちょっと暑い印象があり、今一歩の感がある。現在のIC/EC塗装の方が軽快であるが、経営側がより重厚なデザインを好んだのかも知れない。インテリアはまだ絵でしか見れないが、オーストリアのデザインらしい重厚さと整理されたモダンな空間のようである。

いずれにしても登場が楽しみな列車であるが、模型化ももちろんされるであろう。おそらく本拠地がオーストリアにある大手モデルメーカーが最初にリリースされることは容易に想像出来るが、是非メルクリンからも製品化してほしい車両である。

参考サイト:Railjet / OeBB
http://www.railjet.at/

タグ:OeBB Ep.V RailJet
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0