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Testbericht der BR 64 [Maerklin-Lok]

メルクリン・ドイツの公式ウエブサイトに今年の新製品BR64(別名Bubikopf)のテスト記事(Modellbahner誌)がPDFで配信されている。
このBR64は、ドイツでは新製品発表時に話題となったモデルである。これは蒸気機関車が全盛の時代に最もポピュラーな機関車の1つであったことによるのである。正直なところ私自身は、この機関車ついてそれほど知識が無く、単なる汎用機関車であるという印象だけであった。

しかし、それはこの機関車を知らない者の私の認識であり、多くの50〜70年代をドイツで過ごしてきた世代の人間には特別な機関車の1台であることが今回のメルクリンの広告戦略からも理解出来るのである。何故BR64がドイツ人にとって特別な機関車かと言えば、前にも記したが、その車両数の多さである。そして汎用機関車のため、旅客列車から貨物列車、本線から支線迄オールマイティにこなせる機関車なのである。前進/後進共に最高時速90Km/hを誇り、01形などの大型機関車とは違った親しみ深い魅力がこの機関車にはあるのである。昨今で言えば、01形が103.1形なら64形は218形とも言えようか。

そのような機関車が満を持してリリースとなったのであるが、SDSモーターを備え完全な新設計で登場した。そこで当然のことながら、ドイツの模型雑誌はこぞってこの機関車を記事として取り上げていると思うのだ。その中から「Modelleisenbahner」という中堅どころの模型雑誌の最新号(Juni/2008 62-65ページ)にこの機関車の記事があり、それをメルクリンサイトで配信されたということである。このPDFファイルの記事では、豊富なモデル画像と共に詳細な情報が綴られている。私にとって特に興味深いのは牽引力が表示されているところである。しかも平坦部分(69g / 40車軸)と3%勾配登坂時(63g / 36車軸)の両方が記されている。また、寸法にしても、実車、1/87スケール、モデルの3つが記されていて違いがわかりやすい。これを見ると全く正確に1/87ではないのだが、コンマ以下の違いなので少なくとも私には違いがわからない。

なお、メルクリンで模型化されたBR64 250は、保存機として現在でも実在するという。

参考サイト:BR64記事
http://medienpdb.maerklin.de/produkte/pdfs/test_br64.pdf

Modelleisenbahner (6/2008)
http://www.modelleisenbahner.de/meb_heft.php4?pk_journal=84
タグ:DB Ep.III
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