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48159 DB(P) Ged. Güterwagen / Ep.III BAUSATZ | Insider-Jahreswagen 2009 [Maerklin-Guterwagen]

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Silberlingeの制御客車などと一緒に届いたモデルが今日紹介する今年のインサイダー貨車モデルの「FORD」有蓋貨車キット(48159)である。(6/11のブログ記事にこのモデルとそのオリジナルについて記している)

ご存知のように、今年はメルクリン創業150周年記念である。今迄もメルクリンでは何らかの記念年には、それに因んだモデルを数多くリリースしてきたのだが、それまでのどちらかと言えば、メルクリンが創業時や鉄道模型を始めた時代の1番ゲージ、また00など私などには馴染みの薄いモデルのレプリカが多かった。ところが今年リリースされるモデルはちょっと違う。 今年のミュージアムモデルやLe Capitoleセットなど、既にその幾つかが懐かしい60/70年代のパッケージでリリースされているのである。この1960〜70年代と言うのはちょうど30〜50年前であり、現在のメルクリンの中心ユーザーである世代が子供のときの時代である。私も含めて、この時代のモデルは高価で中々手にすることの出来なかったメルクリンモデルの再来であり、懐かしさというより長年の夢がようやく実現出来るまたとないチャンスという捉え方ができると思う。

今回紹介する貨車モデルキットにしても、まさにそのベクトル上にあるもので、濃いめの青箱におさまった貨車キットは、1970年にリリースされた当時のキット(4937)のパッケージそのもの..である。ちなみに4937は、1977年迄の8年間リリースされている。

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箱の裏には、レプリカモデルの表記と、インサイダー、メルクリン150周年ロゴが印刷されているのでオリジナルとは異なるが、少なくとも私はこのキット全てにオリジナルそのものを求めている訳ではなく、あくまで150周年記念としての価値とその欲しかったという昔の想いがあるだけである。

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蓋を開けると、オリジナルにはない?美しい印刷と昔ながらの梱包が開ける者の期待を裏切らない。

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箱の中身は、樹脂製ボディとは別に金属製の台枠があり、車輪、レレックスカプラー、スプリングなど昔のままの材質と仕様のパーツが1つのビニール袋におさまっている。組立説明書ももちろん同梱されている。

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組立説明書は昔ながらのフォントでレイアウトされているのは、何とも憎い演出である。

さて、ここからが考えどころである。それは、「このキットを組むかどうか?」の問題である。私自身は、このキットを組むことでもう1度童心にかえって当時のメルクリンとの向き合い方に迫りたいと思う反面、このモデルは是非このままの状態でコレクションしておきたい...との相反する気持ちの中で今揺れている。これは、おそらくこのキットを手にする私だけではないと思う。

創業150周年を迎えるメルクリンは、このキットをインサイダー貨車として選定したのは間違いではなく、とても嬉しいと思う一方、私自身をこのようなジレンマに(嬉し?)苦しめてしまうのは罪作りであると感じてしまうのである。それなら同じキットを2つ迄買えるようにするとか、2両セットで1両が完成品で1両がキットとか...そんな対応をして欲しかった...なんてことまで考えるのは私だけかも知れない....。
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hioka

ついに届きましたか!!

私は枚方まで取りに行かなければならないので、手にするのはまだまだ先になると思いますが、確かに組み立てるかそのまま保存しておくか悩むところですね(涙

とりあえず、手にしてから悩む事にします(笑

by hioka (2009-09-29 15:34) 

Akira

こんにちは、hiokaさん。

hiokaさんの場合は、取りあえずしまっておくのが「吉」かと...。
by Akira (2009-09-29 16:06) 

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