Joahim Koll さんからのメール [Maerklin-Allgemein]
昨日、Koll'sカタログのコメントのやりとりをしていてKoll's出版のウエブサイトに出ているメールアドレスに要望(提案?)を記して送ったら、今日の朝返事が届いていた...しかも、その送り主はあのおそらく世界一であろうメルクリンコレクターであり、Koll'sのカタログを出版しているご本人であるJoahim Koll氏であったので驚いた。
さすがに、そのメールの原文を載せる訳にいかないが、私の要望(提案)と、それに対するKoll氏の返答の大まかなところを記したいと思う。
まず私の提案は以下の通り...。
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Koll'sのカタログはモデルの資料として非常に有益で使い易く重宝していると記した上で、
- Koll'sカタログは高価なため、私は毎年買うことができない。それは単に高価であるだけでなく、毎年リリースされるカタログは、基本的に毎年同じ内容が分厚い冊子に納められていることにある。
それらの問題を解決するために、バインダー式の新しいバリエーションを提案したい。これなら毎年その年迄の基本冊子と、別途最新のモデルのみ扱った追加ファイル、そして最新の価格評価表を出すことで、価格を抑えることが可能で私達も毎年最新版を購入することができる。更には環境にもやさしく、エコノミーとエコロジーの両方で解決できる。多くのメルクリンコレクターは、毎年最新のカタログを購入するであろう。
サイズはA4版が良いかもしれない。
- 我々のコンピュータフリークスは、カタログのデータをCD-ROMで出来ればと願っている。より有り難いのは、iPod Touch/iPhone/iPadのアプリケーションが現実のものとなってくれればと思っている。
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さて、それに対してKoll氏の回答は、私にとって残念と言わざるを得ないものであったのである。ただ、結果はどうあれ、こんなに早くしかもご本人から返事が届くということ自体は、私にとって嬉しい驚きという他はない。それは以下のとおり。
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- 貴方のご提案に感謝いたします。
現在、32年目のカタログを鋭意印刷中です。私は今回のカタログが充分な買い手が見つかることを期待しています。あと何年この本がリリースされるかは買い手が判断することです。
私達は、基本的に本の形式以外で提供することはないです。そして幸運なことに毎年新しいメルクリン00/H0お客様がいらっしゃいます。
彼らは、もちろんメルクリンが今迄リリースした全ての製品について掲載されている本を欲しています。だから、私達は継ぎ足すタイプのものは出さないのです。それらは、おそらく非常に少数の発行数になるでしょうし、全く採算の合わないものになるでしょう。さらに今迄のタイプのカタログも平行してリリースしなければなりません。
年刊のカタログの値段を考えればKoll's Kompaktkatarogを買って、時々画像のついたカタログを求めるのが良いでしょう。
Koll's PreiskatarogとKoll's Spezialkatarogを出版するのは非常に長い時間が必要です。それは、どんな種類のコンピュータプログラムのための余分な時間がありません。
私達は、つまりCD-ROMやそれ以外のアプリケーションを提供いたしません。メルクリン00/H0の市場規模は、そのような提供ができるほどではなく、非常に小さいです。
今後もメルクリンで楽しまれることを願っています。
Mit freundlichen Grüßen
Joachim Koll
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と、いうことである。これに対して、今度はメルクリンの毎年の怒濤の新製品群を全て掲載し続けると、いつか..というより近い将来、持ち歩けなるほど本が分厚くなってしまうのでは?と疑問を呈した上で、メルクリンファンはKoll'sのカタログがいつまでも出版され続けられるよう願っているという旨の返事を出したのである。
今のままで良いとするKoll氏と、何らかの手だてをしないと...と危機感を訴える私の構図なのだが、おそらく出版しているご本人の言葉なのだから、将来のことは私よりもよほど危機感を持っていて、それを踏まえての返事である他ない...と、私は彼がこの問題に対して何らかの考えを持っていると期待する訳である。
さすがに、そのメールの原文を載せる訳にいかないが、私の要望(提案)と、それに対するKoll氏の返答の大まかなところを記したいと思う。
まず私の提案は以下の通り...。
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Koll'sのカタログはモデルの資料として非常に有益で使い易く重宝していると記した上で、
- Koll'sカタログは高価なため、私は毎年買うことができない。それは単に高価であるだけでなく、毎年リリースされるカタログは、基本的に毎年同じ内容が分厚い冊子に納められていることにある。
それらの問題を解決するために、バインダー式の新しいバリエーションを提案したい。これなら毎年その年迄の基本冊子と、別途最新のモデルのみ扱った追加ファイル、そして最新の価格評価表を出すことで、価格を抑えることが可能で私達も毎年最新版を購入することができる。更には環境にもやさしく、エコノミーとエコロジーの両方で解決できる。多くのメルクリンコレクターは、毎年最新のカタログを購入するであろう。
サイズはA4版が良いかもしれない。
- 我々のコンピュータフリークスは、カタログのデータをCD-ROMで出来ればと願っている。より有り難いのは、iPod Touch/iPhone/iPadのアプリケーションが現実のものとなってくれればと思っている。
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さて、それに対してKoll氏の回答は、私にとって残念と言わざるを得ないものであったのである。ただ、結果はどうあれ、こんなに早くしかもご本人から返事が届くということ自体は、私にとって嬉しい驚きという他はない。それは以下のとおり。
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- 貴方のご提案に感謝いたします。
現在、32年目のカタログを鋭意印刷中です。私は今回のカタログが充分な買い手が見つかることを期待しています。あと何年この本がリリースされるかは買い手が判断することです。
私達は、基本的に本の形式以外で提供することはないです。そして幸運なことに毎年新しいメルクリン00/H0お客様がいらっしゃいます。
彼らは、もちろんメルクリンが今迄リリースした全ての製品について掲載されている本を欲しています。だから、私達は継ぎ足すタイプのものは出さないのです。それらは、おそらく非常に少数の発行数になるでしょうし、全く採算の合わないものになるでしょう。さらに今迄のタイプのカタログも平行してリリースしなければなりません。
年刊のカタログの値段を考えればKoll's Kompaktkatarogを買って、時々画像のついたカタログを求めるのが良いでしょう。
Koll's PreiskatarogとKoll's Spezialkatarogを出版するのは非常に長い時間が必要です。それは、どんな種類のコンピュータプログラムのための余分な時間がありません。
私達は、つまりCD-ROMやそれ以外のアプリケーションを提供いたしません。メルクリン00/H0の市場規模は、そのような提供ができるほどではなく、非常に小さいです。
今後もメルクリンで楽しまれることを願っています。
Mit freundlichen Grüßen
Joachim Koll
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と、いうことである。これに対して、今度はメルクリンの毎年の怒濤の新製品群を全て掲載し続けると、いつか..というより近い将来、持ち歩けなるほど本が分厚くなってしまうのでは?と疑問を呈した上で、メルクリンファンはKoll'sのカタログがいつまでも出版され続けられるよう願っているという旨の返事を出したのである。
今のままで良いとするKoll氏と、何らかの手だてをしないと...と危機感を訴える私の構図なのだが、おそらく出版しているご本人の言葉なのだから、将来のことは私よりもよほど危機感を持っていて、それを踏まえての返事である他ない...と、私は彼がこの問題に対して何らかの考えを持っていると期待する訳である。
Akiraさん こんにちは
Akiraさんの提案とても面白いと思います。私もとても毎年買えませんし、それも最新版でなく、数年前のセールス品を買っています。
ただ Kollさんの言っている事ももっともだとも思います。
せめて有る程度の年代別に分けて薄く、安くしてくれるとありがたいのですが。
by masato-marklin (2010-04-14 09:31)
おはようございます。masatoさん。
Koll氏から返事を貰って何度か読み返すうち、確かに彼の言われていることは間違ってはいませんし、今のままでも廻っているので良いのかも知れないと思い始めました...が、やはりこのままではしっくり来ないのも確かです。
私が提案した通りにならないのは致し方ないと思いますが、このメールをきっかけに何かその問題について考えを巡らせてくれればとは思っています。
エンドユーザーである我々と出版側と両方が利するような解決策があれば良いんですが...。
価格もそうなんですが、あのハードカバー総合版の分厚さは、個人的には勘弁です。
by Akira (2010-04-14 09:57)
Akira さん
わざわざ、お問い合わせ下さって、ありがとうございます。
Aber, leider nicht
メルクリンに、期待するしかなさそう。
それと、メルクリンのサイトでは、flash ムービー以外も用意してほしいな。
by Bemo (2010-04-14 18:35)
こんばんは、Bemoさん。
う〜ん、すみません。今回はメルクリンではなく、Verlag Joachim Kollに要望メールを送りました。
メルクリンは、クラブサイトのMaerklin-TVのアーカイヴを作って欲しいと製作者のE氏にお願いしたら(...かどうかはわからないけど)、早速過去映像をアップしてもらえました。
by Akira (2010-04-14 21:14)
Akiraさんの行動に全てのMaerklinファンを代表して、感謝です。
突然ですが、私のHNの由来でもある旅客機の世界の話です。
スイスの「個人営業的な」出版社から「JP Airline-fleets」という、
大はエアバス380とかアントノフ124のような巨人機から、
小はある程度以上の大きさの単発のセスナやヘリコプタまで、
世界中の「民間機」(旅客機・貨物機・消防機・政府専用機など)の
機種・登録番号・製造年などのリストが国・航空会社別に載っている、
電話帳並みのサイズのリファレンス本が永年出ていました。
こちらは以前からもPDFのCD-ROMとか、データベースの配信など、
デジタル化については積極的だったのですが、
業務用の需要も多いのか、個人営業では難しくなったのか、
数年前から発行元が英国の航空業界誌を発行している出版社へ移りました。
Kollsも、Koll氏が今のフォーマットで作り続けられるうちは現状維持と思われますが、
本の「中身の量」がKoll氏の手に負えなくなる時か、
Koll氏がご高齢になられて今の体制で続けられなくなる時が来たときは、
どこかの鉄道関係の大手出版社が引き継ぐのでは、
そしてその時がフォーマットが変わる機会なのかな・・・と予想してみます。
まずはKoll氏の情熱が永く続くことを願ってます。
あと、デジタル化ですが、「JP」の出版元が変わった時に、
試しにCD-ROMに変えてみた(こっちの方が安い)のですが、
数百頁ある本なのでページの遷移が重い重い。
PC開いて読み込んでというのも億劫なので昨年度版は買ってません。
(忙しいのと、航空業界の変動が激しすぎて付いてく気力が失せたのもありますが)
電子書籍が一般化して、それに見合ったレイアウトが考えられるのに期待ですね。
という私もmasatoさんと同様、年落ちが安くで出たところで、1・2・Spezial揃えて買ってます。
今のところ1999年と2004年だから、次は2009年が安くなった時か・・・。
by BOAC VC10 (2010-04-14 22:30)
こんばんは、BOAC VC10さん。
お礼を言われる程のことはしていないということをまずお断りしておいて...。何故って、私が自分の疑問に思ったことをメールで送っただけのことですから...ね。
で、Koll氏の事情と言うのは私の知り得ないところできっと様々にあるのではないかと思います。ご高齢というのが確かに私の最も感じている部分でもあります。(実際はお幾つなのかはお顔を拝見したこともないので知り得ませんが...)
仰るとおり、考えたくはない部分ではありますが最後はどこかの出版社が引き受けるってのは大いに考えられる部分です。鉄道誌業界はドイツでもあまり大きいとは言えないでしょうから、何らかの繋がりで変わるかも知れません。
年落ちを購入するのは、一つの賢い選択ですね。かく言う私も最初の頃は大幅に値下がりした1・2を喜んで買った憶えがあります。
by Akira (2010-04-14 23:50)