175 Jahre Deutchen Bahnen [欧州鉄道]
昨日夜にブログを更新しようとしたら、So-netの不具合が起きてログインすら出来ない状態に陥り、日付が変わっても復旧されなかったのである。昨日は、Nuernberg - Fuerth間で鉄道を公式に運用を始めてちょうど175年に当る記念日であったので、それについて記したかったのである。
当時、ドイツという国はまだ無く、現在のドイツの領土はいくつかの王国やハンザ都市で構成されていた。175年前の昨日、鉄道が開業したNuernberg - Fuerth間は、バイエルン王国領であったのでバイエルンの鉄道175周年とも言えなくもないが、バイエルンは今や王国ではなく、ドイツの単なる州の1つに過ぎないので、ドイツの鉄道175周年という表現が正しい。(もっともバイエルン州はドイツの中では際立って独立意識の高い州ではあると思う)
今回、ドイツの鉄道175周年を祝う式典などネットで検索してみたのだが、今年1年掛けて175周年を祝うというスタンスであるようで、昨日の記念日にDBAGが特に大掛かりな催しを行ったわけではなさそうである。もっともDBAGは幾つかの機関車やICEなどに175周年記念塗装を行ったり、当ブログでも何回かに分けて、お伝えした動態蒸気機関車の運転。またDBミュージアムでの記念企画展示、メルクリンを始め鉄道をテーマにした企業の記念製品のリリースなど、国全体が主体となるお祝いという形が正しい姿なのかも知れない。そう既に運用が終了したKoeln Hbf - Hamburg Altona間を週に1往復した103.1形+TEE客車+B(i)m客車のIC1806/1817列車もその1つかも知れない。
http://www.deutschebahn.com/site/bahn/de/konzern/im__blickpunkt/festakt__175__jeid__20101208.html
そんな中、YouTubeを初めとした動画投稿サイト全盛の今ならではのこの記念すべきテーマを題材にした動画を幾つも発見することは出来る。その中で、ここで紹介しても良さそうなのが以下のYouTube映像。現代のドイツらしくテクノ音楽をバックにAdler号からICEに至る映像を編集した映像である。過去の映像が少ないのが物足りないが、良く纏められた一編の作品ではあろう。
http://www.youtube.com/watch?v=__AbmLURDjY&feature=related
現在DBAGの抱える問題は、遅延を筆頭として様々あり、利用者の鉄道への信頼度は決して高くないという。が、一方で鉄道が今や無くてはならない交通手段であるし、利用者へのサービスも向上しているのは、今夏のドイツ・オーストリアへの旅で充分に感じたこと。まだまだ足りない部分もあるし、また日本も見習わなければならない部分もあることは確かである。そういう意味でも、これからまた200年..そしてその先へと続いて欲しいものである。
私個人は、この175周年の記念日に、どうしてもこのテーマで書き残したかったのだが、1日遅れも重なって若干不完全燃焼...である。
[ADVENTSKALENDER am 07.12. von Maerklin Online-Shop]
Mehrzweck-Diesellokomotiv. V300 / DB
当時、ドイツという国はまだ無く、現在のドイツの領土はいくつかの王国やハンザ都市で構成されていた。175年前の昨日、鉄道が開業したNuernberg - Fuerth間は、バイエルン王国領であったのでバイエルンの鉄道175周年とも言えなくもないが、バイエルンは今や王国ではなく、ドイツの単なる州の1つに過ぎないので、ドイツの鉄道175周年という表現が正しい。(もっともバイエルン州はドイツの中では際立って独立意識の高い州ではあると思う)
今回、ドイツの鉄道175周年を祝う式典などネットで検索してみたのだが、今年1年掛けて175周年を祝うというスタンスであるようで、昨日の記念日にDBAGが特に大掛かりな催しを行ったわけではなさそうである。もっともDBAGは幾つかの機関車やICEなどに175周年記念塗装を行ったり、当ブログでも何回かに分けて、お伝えした動態蒸気機関車の運転。またDBミュージアムでの記念企画展示、メルクリンを始め鉄道をテーマにした企業の記念製品のリリースなど、国全体が主体となるお祝いという形が正しい姿なのかも知れない。そう既に運用が終了したKoeln Hbf - Hamburg Altona間を週に1往復した103.1形+TEE客車+B(i)m客車のIC1806/1817列車もその1つかも知れない。
http://www.deutschebahn.com/site/bahn/de/konzern/im__blickpunkt/festakt__175__jeid__20101208.html
そんな中、YouTubeを初めとした動画投稿サイト全盛の今ならではのこの記念すべきテーマを題材にした動画を幾つも発見することは出来る。その中で、ここで紹介しても良さそうなのが以下のYouTube映像。現代のドイツらしくテクノ音楽をバックにAdler号からICEに至る映像を編集した映像である。過去の映像が少ないのが物足りないが、良く纏められた一編の作品ではあろう。
http://www.youtube.com/watch?v=__AbmLURDjY&feature=related
現在DBAGの抱える問題は、遅延を筆頭として様々あり、利用者の鉄道への信頼度は決して高くないという。が、一方で鉄道が今や無くてはならない交通手段であるし、利用者へのサービスも向上しているのは、今夏のドイツ・オーストリアへの旅で充分に感じたこと。まだまだ足りない部分もあるし、また日本も見習わなければならない部分もあることは確かである。そういう意味でも、これからまた200年..そしてその先へと続いて欲しいものである。
私個人は、この175周年の記念日に、どうしてもこのテーマで書き残したかったのだが、1日遅れも重なって若干不完全燃焼...である。
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Mehrzweck-Diesellokomotiv. V300 / DB
Akiraさん
いつもながら情報量の多さには感服します。
これだけ多くの情報を入手勉強されるのはどのようにされているのか?
想像もつきません。
いつも興味深い情報提供ありがとうございます。Maerklin好きで鉄道自信
はうとい私にはいい勉強になります。
by ハネちゃん (2010-12-08 18:50)
ハネちゃんさん、こんばんは。
私は単に好きなだけ...です。ドイツの滞在経験から多少のドイツ語知識があるのでネット記事や購読しているスイスの鉄道誌、また手持ちの鉄道本などから情報を入手出来る程度です。もっともここで書く内容は、ニュース的な記事が多いですから、ドイツのメルクリンファンフォーラムからの引用が多いのは確かです...。
by Akira (2010-12-08 19:00)
こんにちは
ついに、IC1806号が運行終了してしまったのですね・・・
ミクシィの日記にも書きましたが、乗車出来たのが11月12日の土曜日で、ギリギリのタイミングだったのかもしれません
生きてる『TEE』と表現して良いのか分かりませんが、103型とTEEカラーの客車、そしてタルキス塗装も、初めての体験だったので、本当にDBに感謝です(食堂車は、配線の不具合が発生してて、103型の機関士が修繕しており、照明が半分消えてましたが(笑))
ニュルンベルクのDB博物館の別館の隣にには、E03型とVT601&602の4両編成が向き合って置かれてました
別館は改良工事なのか、閉鎖されてて、工事関係者の人に「中に入って写真だけでもよいか?」と懇願したのですが、危険だからなのか、ダメでした・・
ガラス越しに05蒸機を撮ったのですが・・・
あら、動輪のカバーが外されてて、初めてその曝け出された動輪にビックリ!
また今日から日記の続きを書き始めます
by 総統 (2010-12-08 19:08)
こんばんは、総統さん。
ミクシィの日記はもちろん拝見しております。良い思い出になりましたね。考えてみれば私がドイツに滞在したての1988年は、ICと言えば103.1形にTEEカラーの1等車/食堂車とタルキスカラーの2等車が普通でした。でも、無くなってしまうと恋しくなるんですよね〜。
総統さんがお乗りになったIC列車もこのブログからリンクしている「blog.christophgarstka.de」で動画撮影されていると思いますョ。この列車が運用から外れるのは寂しいですが、車両は動態保存されていますし、団臨列車ではしばしば動いているようです。
いつの日か、日本からTEE列車乗車ツアーでも組みたいですね。出発地はZuerlich HBにしてRe4/4 I牽引で、Lindau Hbfから218形牽引、Muenchen Hbfからは103.1形で目的地はGoeppingenとか?
by Akira (2010-12-08 20:53)
Akiraさん、こんばんは
IC1806号の車内で戴いたパンフレットを見て、ますますTEEにあこがれてしまいました
今はメルクリン等の鉄道模型でしか出来なかった世界が、そこにあるんですよね
あの、ドームカー連結の編成で、機関車も103型
218型TEEカラー、フランクフルトの機関区に居たのでビックリしました!
スイスのRe4/4も保存されているようなので、後は休暇と資金と動員数を確保出来れば・・・
帰国してから気づいたのですが、毎年、ドイツ又は日本の洋書屋さんでドイツの鉄道カレンダーを購入しているのですが、
4年連続で、103型カレンダーでした(笑)
今、ミクシィで日記を編集してわかったのですが、ベルリン東中央駅のレイアウトとニュルンベルク中央駅のレイアウト、鉄橋が違ってました
by 総統 (2010-12-08 22:20)
こんばんは、総統さん。
私が初めてドイツに渡って103.1形機関車を見たときは、まさにメルクリンのホンモノが走っているという印象でした。(本当は逆なのに...)子供の頃から憧れていた103.1形機関車は、私にとってはメルクリンモデルを通してだったのでしょう。
今やその103.1形機関車も正規運用からはほぼ外れてしまっているのですから残念ですが、動態保存機が複数居ますし、逆に安心かも知れません。かえって120形の方が先に無くなったりするかも?
by Akira (2010-12-08 23:08)
Akiraさん
120型は、当メル鉄道で最大勢力を誇っております(笑)
あの愛嬌ある顔と、101型ほどスッキリしていない屋根上等が好きです
様々な特別塗装も似合ってると思いますし
4年前に初めて行った時は、フランクフルト中央駅でSバーンのホームからエスカレータで上がり、あのホームに立った瞬間、望んでた扉がやっと開かれたような感覚になり、120型を見た瞬間、自分がメルクリンの世界に入ったのだと、錯覚に陥ったようでした
第一声が、「全部、メルクリンだー!」です(笑)
by 総統 (2010-12-08 23:56)
総統さん、おはようございます。
120形を初めて鉄道誌で見たとき、111形好きであった私には、そのモダンで流麗な姿の虜になりました。特に正面のゆったりとした丸みと車体横に空気口が皆無の姿に、良い意味で111形の優秀な兄貴分の登場に心が踊ったものです。(103形とはまた違った美しさを感じました)
後に私がDBで幻に終わった121形のデザインをした時に、120形の造形上の問題点を幾つか発見しましたが、基本的にはこの姿を踏襲しつつ洗練させようと考えたのは確かです。
故に?...私も120形は我が家にも沢山在籍しています。今でも120形牽引のICに逢うとちょっと嬉しくなります。
by Akira (2010-12-09 07:51)
175周年のSL運行に合わせたDVDが発売されていたのに今頃気づいたのでご参考に紹介します。
世界の蒸気vol.1ドイツ鉄道誕生175周年① および②
商品
http://www.amazon.co.jp/世界の蒸気-vol-1-ドイツ鉄道誕生175周年-1-DVD/dp/B003UIUBX0
紹介動画
http://www.youtube.com/watch?v=qI1JmWIeCEI&feature=related
by カゲノ (2011-05-22 08:17)
カゲノさん、おはようございます。
ドイツの鉄道175周年記念イベントの動画を拝見しました。
転車台のシーンなどヨダレものですねぇ。今度このような機会があるのは、200年の時かもしれませんが、もしかしたら今度の秋に開催予定のゲッピンゲンでのIMAの時にも少しは体験できるかもですね。
by Akira (2011-05-22 09:34)