42610 DB Personenwagen-Set "Blauer Enzian" / Ep.IIIb

我が家に届いたメルクリンの最新モデルF-Zug「ブラウアーエンツィアン」（青りんどう）セットの紹介をしたいと思う。
このモデルは、昨年のMHIモデルであるが、2005年にインサイダーモデルとしてリリースされたHWZの客車がリリースされた時から、このモデルの登場は期待されていたのである。何故ならこのBlauer Enzianの実車の種車はHWZ客車だからである。



とは言ったものの、この客車は戦後のF-Zugとして改造を受けた後、F55/56 Blauser EnzianとしてHamburg とMünchenを結んだ。Hamburg - HannoverはBR03.10が、Hannover - TreuchtlingenはV200.0に牽引されて1954年から59年迄運用された。Treuchtlingen - Münchenは、E17、E18、E10など。今回のモデルは1956年以降のEp.IIIb仕様である。（表記は１等車のみである）



やはりBlauer EnzianがF-Zugの中でもRheingold(-Express)やLoreley-Express以上に有名なのは、編成前後に連結されている展望車の存在であろう。ただ、片側はHWZ時代からの荷物室なので片側のみサロンとして使われていたようである。後のADuem101（ドームカー）を見てみると、機関車次位側の眺望が犠牲になることなど、この展望車の反省点を良く考えて出来たものと気がつくのである。

１両づつの紹介は後日に記したいと思う。

参考サイト：Blauer Enzian / Heinrich-Hanke.de
http://www.heinrich-hanke.de/eisenbahn/reisezuege/blauerenzian.htm

タグ：MHI Neuheiten 2010 F-Zug HWZ DB Ep.III Blauer Enzian Stahlblau

コメント 5

到着おめでとうございます

私の方は年明けには届いていたのですが、ブログへの紹介が遅れているうちにあの地震発生で、紹介しそびれていました。

製品の出来が良いだけに尾灯が点かないのがなんとも惜しいですね。この辺りをどう改造しようかと考えています。
by 300B (2011-04-15 20:16) 

Akira様、東西急行です。
車輌紹介心待ちに致しておりました。
HWZ時代の凄味は幾分和らぎましたが、
密閉式展望室に青塗装も斬新です。

by 東西急行 (2011-04-15 20:27) 

こんばんは、コメントをありがとうございます。

> 300Bさん
あの地震と今も続く原発事故の問題は、私も自身の更新するモチベーションを下げてしまいましたが、今は少し気持ちも落ち着いて来ているので再開しました。

尾灯の問題はHWZから気になっていて、私も早く何とかしたいと思ています。まだ客車を分解していないので何とも言えませんが尾灯キットで何とかなればと．．．。

> 東西急行さん
造形的にはオリジナルのHWZ時代の方が徹底した流線型で好みなんですが、Blauer Enzian時代は鉄青色との相性も良く、飛び出た尾灯も悪くないなぁ．．と。展望部分の美しさは健在で、アメリカっぽい満鉄あじあ号の展望車より好みだったりします。
by Akira (2011-04-16 03:15) 

こんにちは！

我が家の鉄道には、ＨＷＺのセットがあるのですが、どうも客車（特に中間車）がやたらと脱線してしまいます（特にポイント通過やＲ１通過時）

車両や、通過する線路を見ても、何が原因か、さっぱりわからないんですよね・・・（もし、解決方があれば、御教示お願いします）


今回のこのセットの客車のカーブ等の通過具合は、いかがでしょうか？

すごくきれいでお気に入りなモデルの一つであるだけに、どうしても解決してみたい所存であります


日本の『走るホテル』２０系客車にも通じるところがあって親近感がある・・のも手伝っているのかもしれませんが、あの流れるような車体は本当に見事です！
by 総統 (2011-04-20 01:38) 

おはようございます、総統さん。

脱線の件ですが、Baluer Enzianはもとより、HWZも61形機関車が不具合だったこともあってほとんど走らせていません。曲線通過時の脱線については、私の記憶にないので大丈夫だったとは思いますが、また走らせてみて、ここに報告出来ればと思っています。

これで尾灯が点灯すれば言うことなしなんですけどね。
by Akira (2011-04-20 08:57)