43873 DB Ap4üm-62 / Ep.III

▲ WC（２列座席）側


▲ 非WC（１列座席）側

F-Zug "Rheingold" セット2（43873）の１等開放室客車（Ap4üm-62）を紹介したい。この座席客車の実車は合計11両製造されたが、１次車として製造されたのは5両である。



上画像は、車体妻部側面である。丸屋根の特徴が忠実に再現されている。



台車はMD33。車軸発電機は、各台車に一機づつ搭載されている。



RIC表記には、ドイツ、スイス、イタリア、オランダの４カ国鉄道乗り入れ許可がなされている。４電源であろう。車体番号は「10 422 Mü」。KasselのCredé社で1962年5月20日に落成。
この車両についても他車同様、初期の車体番号が振られている。後の番号は「10 502 Mü」である。これは、以前リリースされたモデル（43860、T23411）「10 501 Mü」と「10 505 Mü」であるので被っていない。



画像はサボである。号車番号表記は、81号車。運行経路は、Hoek van Holland - Utrecht - Arnheim - Köln - Bonn - Mainz - Mannheim - Basel - Zürich - Churと３カ国を跨がる長距離運用である。（Hoek van Hollandでは英国からの連絡も担っている）



プロポーションの良さは、ショートスケールを感じさせない。

参考文献：Ap4üm-62 / "WAGEN" Das Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen / GeraNova

参考サイト：Schnellzugwagen-Set 2 "Rheingold 1962". / メルクリンドイツサイト
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=43873&search=1&era=0&g

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