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100 Jahre Dampflokwerk Meiningen [欧州鉄道]

今年100周年を迎えたドイツ・マイニンゲンの蒸気機関車専用工場が先週末の9/6、7に開放され、ドイツ各地から沢山の蒸気機関車が特別列車を仕立てて集合し、工場100周年のお祝いをしたとのこと。
この時の模様が以下YouTube動画で見ることが出来る。

https://www.youtube.com/watch?v=E94WcFJhTYc

既に通常運用から外れ、今は動態保存としてオリジナルのF-Zug色に塗装された62系列ドームカーなど、元々蒸気機関車牽引の運用はなかったのだが、この時ばかりは大型蒸気に牽引されて快走した姿が見られた。蒸気機関車以外でもV200.1などディーゼル保存機も走ったようである。

こういった、何かの記念日で工場開放や記念列車を好んで走らせるのはドイツならではである。もちろんこの時ばかりは、ドイツ中、いや近隣諸国のファンも集まるのであろうが、沿線住民に迷惑を掛ける程カメラを持ったファンが押し寄せるのは見たことがなく、全く他に撮影者がいないか、居ても少人数で和気あいあいとした撮影風景であろうことは映像を見ても理解出来るところである。この環境だけは残念ながらマネの出来ない羨ましいところ....。
タグ:YouTube Ep.VI DBAG
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KDB

マイニンゲンの工場も100年になるんですね。客車の編成をもう少し揃えてあればと思いますが、保存機関車の多さと整備の良さは羨ましいですね。それに他の人が画面に入らないこと、これは人の面から言っても素晴らしい環境です。1973年の最初の渡独で気が付きましたが、どこでも愛好家はいるものの、大抵の人はカメラ1台で三脚無し。「自分の目で見る」事を重視しているのが印象的でした。国内だと皆カメラは複数を三脚に固定し、ズーム、望遠と標準で絶えずバシャバシャとシャッターを切り、自分の目ではファインダーを通した光景しか見ていないーーー。それを国外でやったら(正直、私もですが)現地の人はどう見るか?当時、日本人を指して言われていた「エコノミック・アニマル」ならぬ「フォトミック・アニマル」とでも言われないか?少々気になったことがあります。
by KDB (2014-09-09 08:59) 

Akira

KDBさん、おはようございます。

民間の保存団体が実物の車両を動態保存させることの経済的、また人的要員の確保など大変さは理解できることですが、それが曲がりなりにも出来ている事実には敬意を表すべきことと思います。また、それが手続き上も可能にしているしくみについては、歴史的な文化遺産としての鉄道を社会が理解していることが背景にあるのでしょうね。

現地のファンもそれを理解しているので、あまり迷惑の掛からないような行動をしているのだと思います。私も撮影時は3脚を使わず、ポケットに入る固定脚を必要に応じて使うことがある程度です。
海外で撮影する日本人撮り鉄は絶対数が少ないですし、皆さんマナーが良いと私は思っているのですが...。
by Akira (2014-09-09 17:46) 

KDB

Akira様、KDBです。
またまた昔話ですが、70年代始めは海外旅行がどうやら普及し始めた時代でしたが、その頃は大人数の日本人団体がヨーロッパを跋扈しており(農協団体でなくても現地では日本人団体をノーキョーと呼んでいたようです)、国内旅行ペースで交通機関やレストランなどを利用する人がいて、列車や航空機のなかでステテコになったり、オーケストラの生演奏がある高級レストランで大声で日本の演歌を歌ったり。始めて旅行した私は(一人ではなく少人数でしたが)ずいぶん恥ずかしい思いをしました。実際にウイーンでしたか、食事をしようとレストランに入ったら、無視されて注文を受けてくれなかったこともありました(2軒続けて無視され、3軒目でやっと食事にありつきました)。「あの団体みたいにはにはなりたくないな」と思ったものです。
鉄道に関しても国内は「SLアニマル」が横行し(函館本線の上目名や伯備線の布原では喧嘩騒ぎがあったと聞いています)、数は少なくてもそのような人々が海外へ出て国内ペースで狼藉?を働いたらと、気が気ではありませんでした。実際、誰がどうしたのか原因が判りませんが、オーストリアのシュタイルタール・バーンで機関庫に行って、「日本から来た機関車好きですーー」と挨拶したら、酷く嫌な顔をされたこともありました。
それから40年余り経過し、日本人の観光客は多くの国で歓迎されるようになりました。良識ある国際知識のある人が増えたのですね。郷に行ったら郷に従えです。せっかく同じ趣味を持つ現地の方々と近づきになれる機会を無駄にしないよう、日本人の名誉を守り、マナーに気を付けていきましょう!
by KDB (2014-09-09 20:49) 

Akira

こんばんは、KDBさん。

私が初めて欧州に行ったのが1986年の冬でしたが、外国語がままならなかった団体の私達は、レストランなどでは隔離でもされない限りは、食事中大声になったりと、近くのテーブルで静かに食事をしているお客様の迷惑なのでは?と感じた記憶があります。また、妻と2人で高級なレストランに出掛けたとき、シベリアンシート?に案内されたことも...。
しかし、それも始めの頃だけで、ドイツの生活に慣れて来た頃にはそのような体験もほぼ無くなり、普段の生活は快適でした。

逆に観光地で、日本人団体の目に余る行為を見ることも少なからずありました。そういう時は他人のフリをするしかないのですが...。郷に居れば郷に従えというのは、その通りです。ただ、郷を知らない観光客は、どう振る舞えば良いのかは分からないことは理解出来なくもないです。最低のマナーさえ守ってくれれば良いのですが。最近増えて来た近くの国の観光客らしき方々の振る舞いを見ると、昔の日本人観光客の振る舞いと重なって見えたりします。

鉄道関係については、私の経験では悪い経験をしたことがないのでわかりませんが、概ね日本人は問題ないのだろうと想像しています。
by Akira (2014-09-09 21:52) 

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