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39027 DR 02 0314-1 / Ep.IV [Maerklin-Lok]

秋の新製品発表してすぐなだけのことはあって、ちょっと驚くのが毎年登場しているÜberraschungsmodellです。
今年のモデルは、旧BR18.3、もっといえばBadenの名機IVhであるDRの02 0314です。以下がリンクです。

DR 02 0314-1 / Ep.IV

なるほど、改造前のモデルは既にリリースされているので、ある程度の使い回しができますし、それでいて形式的にも新しく見た目も独特。車体色のオリーヴ色も特徴的で半流線型の姿はちょっとBR10にも近い、旧客機として相応しい存在感。なかなか良いところをついていると思う新製品です。

私自身は、この機関車の実機を見たことがないので、今は自身にある情報も少なく書けることが少ないですが、できる限りの情報提供ができればと思います。

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愛称の"Schorsch"(ジョージ)と呼ばれているこの02 0314-1は、1919年にBaden IVhとして登場。ドイツ鉄道公社(DRG)時代には、18 314として活躍。戦後DDR(東独)でソ連領域に居た同機をS3/6と交換する形で獲得し、DRでも18 314として運用され、1960年にボイラ、運転台、外装、塗装変更などの改造を受け、1967年には石炭焚きから重油焚きになります。1984年に西独に売却され、1986年からは南西ドイツのジンスハイムにある自動車技術博物館にて展示されています。(この博物館は民間運営の巨大な博物館です)

モデルでは、1971年の仕様を想定しており、ヴィッテ式デフを装着し美しい姿が再現されています。
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さて、私がここで期待するのは、メルクリンH0から中々リリースされないEp.IV時代のDR客車です。DBのUIC-X客車以上に多く存在していたであろうDRの急行用客車群はそろそろリリースされても良い頃では?と思うのですよね。
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