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4802 DB Bi 28 / Ep.IIIb [Maerklin-Reisezugwagen]

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この鉄板客車モデルは、1950年代からリリースが始まった2軸のオープンデッキ付き客車Bi 28形モデルです。
このモデルは、私が小学校高学年の頃でしょうか、小遣いを貯めて買ったモデルの1つで組み立てキットでした。組立説明書の指示通りにパーツを嵌め込んだり、爪を折り曲げたりしながら完成させるのですが、子供の私でも1時間も掛からずに完成したような薄い記憶があります。とは言え、自分1人で組むことが出来て嬉しかったことを覚えています。確か学校の作文にも工作過程を書いた記憶があります。

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ただ、キットゆえ、完成後はしまっておく箱がないため、扱いが悪く写真のように状態が良いとは言えません。

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鉄板車体に印刷されている表記は、Ep.IIIb時代のものです。Bi 4002 Stgの表記は、車体番号 = 製品番号です。キットなので本来は4802ではありますが、当時は完成モデルの製品番号の4002のままです。それは致し方ないのでしょうね。

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1971年版のメルクリン総合カタログを見てみましたが、この時点では4000、4002の両方が出ています。ただ、4000は窓のセロハンが省略されたモデルで、4002はセロハン付きと記されていました。また、全長も4000は11,5cm、4002は13,5cmとあります。残念ながら4000が手元にないので真偽は不明ですが、見た目は同じモデルに見えます。そしてカタログには4000の絵は描かれていますが、4002については文字の説明だけです。

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このモデルは、中央にトイレがあり、その直下に汚物管が台枠に一体的に表現されています。車内は開放室ですが、車内設備は表現されていません。また豆球1個を使った集電シューと一体化した室内照明がオプションで用意されています。

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このカタログの2軸や3軸客車の説明欄に、タンク機関車の掲載されているページと共に、似合う機関車と説明されています。その中の1つである089形(3000)に繋げて撮影してみました。確かに似合いますが、さすがに客車1両は寂しいですね。2軸貨車数量を繋げて貨客混合列車に仕立てても良いかも知れません。
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