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Deutschlandreise (7) am 03. + 04. Apr. [Reise]

ザルツブルグから再びアウトバーンでミュンヘンへと戻る。ミュンヘンでは昔住んでいた頃良く利用したOlympia Einkaufzentrumと呼ばれるショッピングモールに出掛けた。ドイツで最後のお土産などの買い物をするためである。それにしてもオーストリアは、ドイツと比較して物価が高かった。考えてみれば農産物の一部など以外は、ほとんどドイツ製のものばかりである。EUになって関税が廃止されても、輸送料などがあるのであろうか。タダでさえ最近のユーロ高の上に付加価値税もドイツより1%多い20%である。それにザルツブルクは、完全に観光地であった。やはりドイツの会社のものを買ってドイツ人の観光客を受け入れて経済が成り立っているのかも知れない。それでもスイスよりは安いと言えるのかも知れない。通貨の単位がシリングからユーロになったため、ドイツとの比較が容易になり余計その違いがはっきりしたのである。

さて、ミュンヘンの空港近くのホテルに家族と荷物を降ろし、再び空港のレンタカー返却場にクルマを返しに行く。予定時刻より10分程度遅れてしまったが、何も言われずに返却できた。
空港で画像上のTransrapid(リニアモーターカー)のモックアップを見つけた。そこにはTransrapid Info Centerと書かれてあるので早速行ってみた。これは、おそらく以前ハノーファー工業メッセで展示されたTransrapid 07であると思う。ただ塗装をDB RegioのV-Rotに変更されている。そう、このTransrapidはミュンヘン中央駅とここの空港を結ぶことを目的として設置された案内なのである。今年の夏には実現されるかどうかの政治的判断が下される。もし、実現すれば空港と中央駅を10分間隔で10分の所要時間だそうである。
中に入ると3室に別れていて、先頭部分はスクリーンのある映写室。ここでは、中央駅から空港迄の実写映像にCGで加工したTranrapid線路とそのスピード感がわかるように3分程度の映写時間でプレゼンテーションが随時行われている。中央は担当者がいて質問などが可能な場所。ここでちょうどその当日Olympia Einkaufzentrumで昼食時にSNCFのTGVが世界最速の574.8Km/hを出した後だったので、速度を聞いてみたら、500Km/h以上出せるが、営業では出さないであろうとのこと。(運行距離が近すぎるのか?)後ろ側は客室のモックアップである。

上の画像が客室のモックアップである。インテリアはスッキリしているが、シートなどは、短距離らしく簡素なものである。コンセプトが短距離なので致し方ない。

画像は天井の形状である。簡単な構造ながらNeumeister Designらしい清潔感溢れるデザインである。
翌日LH714便で名残惜しいドイツを後にした...次に家族でドイツを訪れる時は、子供達はもう成人になっているかも知れない...なぁ。

長くおつき合いいただいたDeutschlandreise旅行記であるが、今回で終了。飽きずに読んで頂いた方々には感謝したい。
また次からはブログタイトル通りおもちゃばこをひっくり返したような勢いでメルクリンを始めとする玩具の数々の紹介をしてゆきたい...と思う。


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