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Schweizer Eisenbahn-Revue 1/2008 [欧州鉄道]


今日、スイスの出版社Minirex社から画像の鉄道誌が届いたので紹介したいと思う。前にもこの雑誌のことをこのブログでも紹介したと思うが、これは模型雑誌ではなく純粋な鉄道雑誌でどちらかと言えばプロ向けの専門誌である。とは言え、ドイツやスイスの駅の売店で普通に売られているので求めやすい。日本で言えば、「鉄道ピクトリアル」をもう少し専門的にした感じである。

ここで今気づいたが、私はSchweizer Eisenbahn-Revue(以下SER)ではなく、Eisenbahn-Revue International(以下ERI)を定期購読していたはずである。なぜSERが届いたのか?

さて、表紙の大きな絵は、スイスBernの新しい近郊形低床電車である。デザインはIdea Design Teamと記されている。ここは、現在スイスのFlirt形電車のデザイン(ドイツではBR427)をした会社である。個人的にはFlietはあまり好きなデザインではないが、スイスやドイツでも結構な数が走っているようなので安定した性能を誇っているのであろう。(または、安価なのかも)まぁ、実際に乗ったことがないので何とも言えない。他にもMatthorn - Gotthard - Bahn(以下MGB)の4両編成の新型電車ABDeh 4/10 2011のデザインもここが行っている。
この表紙の絵を見る限り、それほど期待もしていないが、もしかすると絶妙な曲線で構成されていたりして案外良いデザインに仕上がるのかもしれない。そう言う意味では完成が楽しみではある。

その他に、「CityNightLine」がDBの「EuroNight」と統合された新塗装の「City Night Line」に変更された記事など今回の誌面はいつになく私にとって興味深い内容である。

参考サイト:Idea Design Team
http://www.idea-design-team.de/


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コメント 2

seidoh

Akiraさん、こんばんわ。
Flirtのデザインはイマイチとのご意見ですが、私もやや「メタボ」気味で精悍さに欠ける気がしていました。でも、同じStadlerでもSeetal線のRABe520やTHURBOの同型のGTWは、車幅が狭いせいかスマートなイメージで個人的には結構好感度が高い電車です。
それにしても、この手の低床車は今やヨーロッパを席巻していますね。トラムや近郊電車では特に違和感もありませんが、登山電車はちょっと・・・。丸みを帯びた下降窓の車体とごつい屋上抵抗器に懐かしさを感じるのは、やはり歳のせいなんでしょうか。
by seidoh (2008-01-09 22:43) 

Akira

私もノスタルジックであるからという訳ではなく、古いスイスの車両のデザインの優れているものが多いと思います。つまり「新しいから良い」というのは少なくともデザインの話では存在しません。
特に最近のスイスの近郊形車両にコスト優先が見て取れるデザインが少なくないのは残念な部分です。グラフィックはさすがと思えるデザインが多いのですが...。
by Akira (2008-01-10 08:00) 

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