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4405 Gs / CFL Ep.IV [Maerklin-Guterwagen]

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今日紹介するのは、極めて普通の有蓋貨車であるGs形(4405)である。しかし、これはDBではなくCFL(ルクセンブルグ国鉄)のエキスポートモデルであるため、塗装色や表記がDBとは異なる。実車については資料が手元にないので未確認であるが、もしかしたら同形式でもDB仕様とは若干異なる部分があるかもしれない。
私は訪れたことがないのだが、ルクセンブルグ(大公国)と言えば、国の面積が神奈川県程度と極めて小さな国の一つである。そこに46万人強の人口があり、人口は神奈川県の1/20程度である。しかし、そんな小国にも鉄道はあり、DBAGと同じ2階建て車両の近郊列車が走っているのである。もちろん貨物輸送についても同様で小さいながらちゃんと交通網も整備された西欧諸国の一員である。

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Koll'sによれば、このモデルは1985年にベルギー/ルクセンブルグのみでリリースされた後、1986年に全世界向けにリリースされたとある。CLFの貨物塗装の標準色であろう濃紺と屋根のグレーの美しい色合いが中々シックで好感が持てる。カタログモデルなので表記もそれに合わせてしっかりしたもので、印刷についても80年代後半として標準的なものであるように思う。

惜しむらくは、この手の貨車は1両ではなく最低でも数両、欲を言えば2桁が一緒に連結されれば、より存在感が増すように思うが、当時は1両のリリースが一般的である。そう言う意味では、今日の単品販売可能な同形式異番号ディスプレイスタイルの販売方法はファンの願いに叶ったものと言える。ただ、単品販売と同じ価格なので、同形式を数両求めれば安くなるような仕組みができれば尚嬉しいのであるが、それは贅沢な悩みになるのかも知れない。

参考サイト:ルクセンブルグ国鉄
http://www.cfl.lu/CFLInternet/Espaces/01EspaceVoyageurs
タグ:CFL Ep.IV gs
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