CS2の操作(23)/ ファンクションマッピング カスタマイズ / V.1.5.2 (1) [Maerklin-Zubehoer]
カゲノさんのブログ「Befehlswagen」に非常に分かりやすいファンクション変更の詳細設定について記されている。今回、ここではCS2のファンクションマッピング機能のうち、まだ記していなかった「発車時(F)」と「停車時(S)」設定について、今回昨年のインサイダーモデルBR 03.10形で試してみたので記してみたい。
私が試みたのは、この機能のうち「F」を使って機関車が後進発車時に「警笛短音」を自動的に鳴らすことである。
まずCS2とレール、03.10形機関車を用意し、CS2の「prog.」端子にレールからのケーブルを接続するのはいつもの通りである。
レールに機関車を載せ、既に登録されているこの機関車を呼出すと(または自動的に認識され)、上画像の画面がCS2に出る。
レンチマークに触れ設定画面にする。(上画像)ファンクションマッピング設定画面にするため画面左側赤丸印の「CV」に触れる。
ファンクションマッピング画面は、「CV」設定画面の右側にある各ファンクションアイコンに触れると、そのファンクション設定画面が表示される。これは、上画像の赤丸印の番号順に触れることになるが、まずこの機関車には設定されていない1番のファンクションアイコン「f12」を触れる。
次に2番の「F」(発進時)を触れると、上画面の「Konfiguration Fahrt」(発進時設定)になる。ここで設定可能なファンクションが3番に表示される。
新たな設定は警笛短音を発進時に機能させる事であるから警笛短音の音源である「Sound 2」を3番のスクロールから選択し、右隣の方向マークを「◀」(後進)にする。(ここは進行方向設定で「◀▶」[両方向]、「▶」[前進]、「◀」[後進]から選択できる。)
更に左側の表示は、音量設定である。(ここでは最大の「255」である)
4番のマイナスマークは、不要のファンクション(ここではSound 13)を削除するもの。
赤丸印の機関車書込みマークに触れ、機関車のデコーダーの設定を書き換える。最後に緑色の「レ」に触れて設定終了である。
以上で警笛短音の「ポッ」というサウンドが後進発進時に機能する。蒸気機関車が後進発進時に警笛短音を自動的に鳴る機能は、臨場感も出て楽しいものである。
この機能を応用して、例えば120形電気機関車の運転室灯を停車時のみ点灯させることも「S」(停車時)を使って可能である。興味のある方は試していただけると、いつもとひと味違ったエフェクトを楽しむ事ができよう。
さて、今回のファンクション設定は、CS1の設定に慣れた私には中々分かりにくい設定でもあり、自身でも試行錯誤の中での操作であったが、もし実際と異なる場合や別の方法など、何かお気づきになられた場合は、コメントしていただければ大変有り難い。
[ご注意] ここに記す設定など操作については、すべて個人で行ったものです。これら操作を行う場合は各自の自己責任においておこなってください。
最近何処かで似た様な記事を見た気がするなぁ。(w
by abc (2011-06-11 08:43)
abcさん、おはようございます。
ご指摘をありがとうございます。
似た記事というのは、おそらくカゲノさんのブログ記事だと思いますが、設定目的の詳細が異なります。一応その旨本文に記しておきました。
もし別の記事であれば教えていただければありがたいです。
by Akira (2011-06-11 11:21)
こんにちはカゲノです。
私の記事でしたら話が逆で、私がAkiraさんの過去記事の説明方法がすばらしい・分かりやすいと思って参考にさせていただいてます。
この際、連動企画で他の皆様もCS2の使い方・コツ等を記事にしていただけたら知識共有できてより一層CS2を楽しめるかな(と勝手な希望を書いてみます)。
あと私は英語モードで使っているのですが、この設定画面に来ると強制的にドイツ語になっています。おそらくドイツ語画面しか無いのでしょうね。
by カゲノ (2011-06-11 11:50)
カゲノさん、こんにちは。
お気遣い頂きありがとうございます。CS2の使い方は、ハードもソフトも弱い私自身はわからないことが多く、自分自身が理解できるレベルでの備忘録という意味合いが強いです。それをCS2をお持ちの皆さんと日本語で情報の共有が出来れば、更に嬉しいです。
英語モードについては、良くわかっていないのでドイツ語にしているのですが、設定画面がドイツ語になってしまうのは、仏語や蘭語など他の言語も同様でしょうね。
by Akira (2011-06-11 12:22)