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DB 103 202 / Ep.IV [欧州鉄道]

b11367.jpg

上画像は、片付けをしていたら出て来た写真の1枚である。リバーサルフィルムからダイレクトプリントした写真をスキャンしたので、オリジナルの写真は随分コントラストが激しかったのだが、スキャン後にフォトショップで補正したところ、自然な色合いとコントラストに近づいてきた。

さて、この103形機関車は、おそらく私が初めて実車を見た103形ではないか?と思うのである。撮影は、1985年冬。場所はStuttgart Hbfだと思われる。団体旅行で訪れたドイツだったが、この時は少し自由な時間があったのであろうと推測できる。この旅行で初めて見て乗ったDBの車両達の印象は、まさにメルクリンの実物..であったと感じたことを憶えている。この画像の103形も私にとって初めて見る実車で、この時の私は感激の極みであったことは記すまでもない。

さて、メルクリン H0モデルは、BR E03/103.0とBR 103.1のショートキャブタイプのみである。金属ボディになって様々なバージョンもリリースされている。それでも人気車種故103形をラインナップからは外すのが難しいモデルでもあろう。今年、MINITRIX(N)から新製品でBR 103.1のロングキャブモデルがリリースされる。H0でもそろそろロングキャブの103形が出ても良い頃だとは思うのだが....。

[EDIT] 2013-03-05
タグ:DB Ep.IV BR103.1
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コメント 8

しげやん

はて?この実機についての内容は正しくありませんよ。そもそも、103.2という区別表記は存在しないと思うのですが。ちなみにMINITRIXについては、2013新製品カタログ製品紹介ページのCAD(?)ではショートキャブになっていますね。表紙では先頭側がロングキャブ、客車との連結側がショートキャブというなんとも不思議なことに...そう見えるのは私だけでしょうか?
by しげやん (2013-03-05 01:08) 

しげやん

追記です。TRIXのHPで見たら、ショート・ロングどちらも製品(化)があるようですね。TRIXが103.2という表記を使うとは...私としてはいただけないです。
by しげやん (2013-03-05 01:35) 

Akira

おはようございます、しげやんさん。

すみません、Minitrixのパンフテキストを鵜呑みにしていました。ロングキャブは、216号機以降でした。なので、200号機以降を意味するBR 103.2という表記はないです。T16341(235号機)の製品画像では確かにロングキャブなので、実際はそうなのでしょう。

本文は修正しました。ご指摘ありがとうござます。
by Akira (2013-03-05 08:33) 

Y.H

こんばんは、Akiraさん。

小さい頃からの「ドイツの顔」(というかヨーロッパの顔)ですから、メルクリンでも定番として残っていてほしいです。

家にはPrimexのが1台鎮座。
…と、103-237 あれ、ロングキャブが正しい?(でも短いと思う)

メルクリンにはロングキャブでも登場してほしいですが、ショートキャブとのパック売りは勘弁願いたいところです。
最近の傾向からしてなきにしもあらずなので…


by Y.H (2013-03-05 22:06) 

seidoh

Akiraさん、こんばんは。

偶然ですが、私が初めてドイツ国鉄に乗ったのも、また103牽引の列車に乗ったのも、Akiraさんと同じく1985年。やはりツアーの途上で季節は5月のGWでした。
103牽引の列車は、フリータイムにAugsburgからMuenchenまで乗車したD-zugの1等コンパートメント。久しぶりにアルバムを紐解いてみたところ、側窓が開くタイプなので、どうやらUIC-Xだったようです。ちなみに牽引機103 170-7号機の写真はMuenchen Hbfでの1枚だけ。まだ初々しい「連れ」と一緒だった所為もありますが、今から思えば勿体ない限り。初乗りの印象は、当時のJNR在来線では考えられない滑るような乗り心地と素晴らしいスピード。すっかり頭に血が上って、気が付いたらもうMuenchen到着だったのを覚えています。
旅客用で軸配置C-C、というのは時代を感じさせるものの、流麗なスタイルは現行の101など足元にも及ばない、と私は勝手に思っている次第ですが。
by seidoh (2013-03-05 22:46) 

Akira

おはようございます。コメントをありがとうございます。

> Y.Hさん
今年の新製品のCe6/8IIも2台セットでしたね。既にドイツでは市場に出回っているようです。セット売りは、早く欲しいファンに向けての販売戦略かも知れませんが、暫くすれば単品売りも出て来るでしょう。

もし、103.1のロングキャブがリリースされたにしても、新金型になるので、最初はセットもあるかも知れませんが、いつまでもセット売りというのは考えにくいでしょうね。ま、ロングキャブをリリースして欲しいというのがまず第1です。

> seidohさん
同じ1985年にDBデビュ−?というのも奇遇ですね。5月ならばドイツは最高の季節でしょう。私達は大学の休みと値段に合わせたので2月になりました。私も乗り心地については、Bmのコイルバネ台車にも関わらず、客車列車とは思えない静粛性と前後振動のほとんどない乗り心地の良さに、それまでの私の頭にあった常識を覆された思いがしました。その後BpmzのICに初めて乗ったときは、200Km/h時の乗り心地の良さに更なる衝撃を受けたものです。

103形の流麗なスタイルは、101形と比較する迄もなく、未だにその普遍的な美しさで、40年経った今でも衰えを感じさせません。


by Akira (2013-03-06 08:50) 

klaviermusik-koba

ちょっと気になったのはZパンタなのですが、103のこの時期はもうだいたいZパンタが主流だったのでしょうか。それと両方のパンタをあげて使う、というのもありなのでしょうか?
by klaviermusik-koba (2013-03-06 11:37) 

Akira

こんにちは、kobaさん。

この時期は、既に菱形パンタはなかったように思います。新製された111形用ワンアームタイプのパンタを103.1形に廻したなんてウワサも聞いています。前後のパンタ上げに関しては、おそらく..ですが、機回し中だからと思われます。通常はパンタ1基を上げて運用されていたと思います。
by Akira (2013-03-06 13:11) 

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