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Hans-Peter Porsche TRAUMWERK / Märklin-TV extra 12, 13 [欧州鉄道模型]

メルクリンドイツのウエブサイトに「Märklin-TV extra」として以下ページに2本の新しい動画が配信されている。

http://www.maerklin.de/de/service/news/traumwerk.html

この2本の動画は、ドイツ・バイエルン州の東、オーストリア・ザルツブルクとの国境近くに位置するAnger-Aufhamという小さな村に新しくメルクリンH0のインフラを使った「Hans-Peter Porsche TRAUMWERK」という巨大レイアウトができるそうで、それについてのレポート。

この動画では、幾つかに分かれたレイアウトの製作風景から実際に運転できるようになるまでの工程が収録されている。
広さは約400㎡で、レール総延長約3Km、高低差は4メートルだそうである。そこに180列車のうち40列車を同時に走らせられるとのこと。レイアウトはおおまかに3つのエリアがあるようで、オーストリア、スイス、そしてドイツのオーバーバイエルン地方をモチーフにしたものとのこと。どれもが風光明媚な風景である。

ここで、このレイアウトの名称でもある「Hans-Peter Porsche」であるが、ここのオーナーの名前でもある。これを読んでいる方にもお気づきになった人がいるかと思うが、彼は自動車メーカー、ポルシェ一族の一人でもある。1972年に当時のポルシェ博士の孫であるポルシェ社の開発責任者フェルデナンド・ピエヒ氏、911のデザイナーでもあるデザイン責任者F. A. Porsche氏、そして生産責任者であった彼(Hans-Peter Porsche氏)の3名は、ポルシェ社を去ることになった。そしてその年に、それまでの「Dr. Ing. h. c. F. Porsche KG」社は、「Porsche AG」に変更されたという歴史がある。このインタビューで彼は幼少時代からのオールドメルクリンのモデルコレクションがたくさんあり、彼が長年の夢でもあった自らのコレクションをここで展示するとのこと。H0レイアウトはその中の主要な1つ..ということのようである。

映像で見るほぼ出来上がったこのレイアウトは素晴らしいが、特にスキー場のゲレンデのナイターシーンはリアルで見てみたいものである。

6月20日から一般公開とのことだが、この映像を見る限り、一度は行ってみる価値のあるレイアウトであろう。もちろん私も可能なら訪れてみたい。

参考サイト:
Hans-Peter Porsche TRAUMWERK公式サイト
http://www.hanspeterporsche.com

PORSCHE / Wikipedia ドイツ
http://de.wikipedia.org/wiki/Porsche
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