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DR BR 95.0 / Ep.IV [欧州鉄道]

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来年のインサイダーモデルがBR95.0形であるということをこのブログで告知したところ、KDBさんから投稿された冷戦時代の東独(ザールフェルト)で95形を撮影した時の思い出話を読ませていただき、更には当時撮影した画像を無理を言ってスキャン、そして当ブログで掲載する許可を頂きました。

KDBさんのお話では、西側には限られてきた蒸気機関車を東独まで追ってくるファンも少なからずいたようです。冷戦時代の東欧圏は鉄道が軍事施設と密接に繋がっていることもあり、公には撮影も厳しく制限されていたはずです。それでも、ファン心理を理解している関係者もいたようで、撮影可能な場所を教えてくれることもあったとのことです。

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こうして現役の95形をみると、やはりそこに走っていたという事実がリアルに伝わってきます。同じドイツでありながら当時西側からはベールに包まれていた旧東独ですが、そこにはやはり民衆が生活をしていたということが理解できます。

さて、この95形ですが、製造された全45機のうち戦後14両がDBへ帰属され、残り31機がDRへと帰属されたようです。東独国鉄は電化が進まなかったこともあり長く現役が続いたようですが、そのほとんどは石炭から重油焚きに改造されたとのことです。

KDBさんからは、95形以外に44形や01.5形などの画像もスキャンして頂きましたが、それらはまた追い追いここでお見せできればと思っています。

Special Thanks: KDBさん

参考文献:全盛時代のドイツ制式蒸気機関車 / 篠原正瑛 著
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