SSブログ

DFS Lokomotive 4 (ELNA 6) / Ep.V [欧州鉄道]

img248b.jpg

先日当ブログで紹介したメルクリンTV 99の最後のコンテンツに雑誌MIBAやZügeなどの発行元であるVGB主催で毎年行われている「Goldene Gleis」(金のレール賞)の様子が収録されていました。今年もメルクリンモデルの受賞があり表彰されていたのですが、表彰式会場は毎年変わり、今回はDampfbahn Fränkische Schweiz(DFS)の沿線で行われたようです。この映像の中で見覚えのある機関車...と、思ったのが画像のタンク機関車で、たまたま昨日プリント写真を整理していたら出てきたのでしキャンしました。

img249b.jpg

私がここを訪れたのが、1995年か96年頃だったか。Weiden i. d. Opf.にあった職場の社員遠足で、比較的近くにあったこの保存鉄道に職場チームの全員+家族で楽しみました。往路はこの機関車(DFS Lok 4)の牽引する客車に乗って、残念ながら復路は、V36ディーゼル機関車でしたが、今にして思えばそれも貴重な経験でした。

img250b.jpg

その機関車に映像で再び観ることができたのはちょっとした感激なのですが、この映像を観てナンバープレートの色が黒から赤色に変わっていたので、気づくのが遅れました。

この機関車は1930年に、Schwarzkopf社で製造され"Berliner Maschinenbau-Actien-Gesellschaft" (BMAG)に納入。1989年にDFSに移籍。1991年には動態保存リストに登録。1993年秋からDFSの3機目の蒸気機関車として運用可能な状態になりました。この際、INDUSIも装着したため、DB路線でも運行が可能となっています。

さて、このような保存鉄道はドイツなど欧州諸国にはあちこちにあり、それらはほぼ民間で運営されています。保存鉄道ですから運行日は年に数える程しかないのが普通ですが、私がいた時から今もなお、こうして動態として運行しながら保存を行なっています。おそらく多くの保存鉄道の運営には予算的なことも含めて機関士やメンテナンス要員の人材など課題は山積していると思われます。DFSのホームページを見ると、フランケン地方のスイスと呼ばれるドイツでも有数の景観を誇る路線に保存車両を走らせるだけでなく、走るビール試飲列車や、車内の朝食列車など、経営努力も見られます。そうして続けることの大切さを今回の動画で気づかされました。

私たちが訪ねた時は、息子はまだベビーカーに乗っているような子供で、二番目の娘はまだ生まれていませんでした。再びこの機関車の牽引する列車に家族で乗れたらなぁ...と、感じるこの頃です。

参考サイト:DAMPFBAHN FRÄNKISCHE SCHWEIZ E.V.
タグ:DFS Ep.V
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント