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Zugbildung F9 "Rheingold" 1956 Sommerfahrplan [Zugbildung]

zb_F_9_Rheingold_56S_500.jpg
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Ep.IIIaからIIIbの端境期のF-Zug "Rheingold"と"Loreley-Express"の編成表を幾つかアップしましたが、今回は、2等級制Ep.IIIbになって初めての1956年夏ダイヤのRheingold編成表を作成しました。

この頃は、ダイヤや編成などはあまり変わりないのですが、車両が目まぐるしく変わるのが興味深く、このRheingoldも1956年の夏冬ダイヤがSchürzenwagenによる運用の最後で、その後は全長26,4mの54系列客車に変更となります。

また牽引機関車もBaselからKölnまで途中Mannheimで交代はしますが、01形の牽引です。Kölnからオランダ国境のVenloまでは23形が牽引し、蒸気機関車最後の時代を象徴する列車の1つと言っても良いかも知れません。その後はV200.0が登場し牽引に当たります。(23形は重連という話も聞いていますが、未確認です)

NS内は、1100形電気機関車による牽引です。終着駅のHoek van Hollandでは列車が岸壁に到着し、そのまま横付けされたイギリスへの航路と接続、英国側の対岸ではLondonへと向かう列車に接続します。つまりこの路線はパリからカレーを経由してドーバー海峡を越えてロンドンに向かうLe Fleché d'Or/Golden Arrowと共に英国へ向かう大陸からの重要ルートの1つです。

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▲ Bw違いではあるけれどもBR 01と共に集うSchürzenwagenのF9 "Rheingold"

さて、この列車のモデルですが、残念ながら鉄青色の1等車(A4ü)がLoreley-Express(43209)セットとRheingold(43237)セットに1両づつのみ、更には荷物車(Pw4üs)がないため、編成にするのは困難です。DSG食堂車(WR4ü)は各種製品化されています。

この編成表どおり組成したRheingoldは、編成美も感じられるほど揃っていますので、メルクリンからは是非6両セットで製品化して欲しいと期待しています。NSの1100形も含めて、できることならEp.IIIaとEp.IIIbの両方の仕様があれば、奥深いRheingoldの世界を楽しめると思います。

[EDIT] 2020-09-16
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