SSブログ

Zugbildung D 67 "Riviera-Express" 1959 Sommer (Ventimiglia - Basel SBB) [Zugbildung]

zb_D_67_Riviera-Express_59_So_FSSBBb.jpg
▲ クリックしたら拡大します。

以前、メルクリンからRiviera-Expressを想定した客車セットがリリースされ、それに合わせて1959年夏ダイヤの編成表を作成しましたが、その編成表はRiviera-Expressの全行程のうち西ドイツ国内、しかも途中から分割されたいわゆるFlugelzugのようなD 167列車の編成についてでした。また、その編成表はPwMサイトにアップしたため、現在は見ることが出来ません。(一部海外の鉄道趣味掲示板などにそのコピーが貼られていたりはします)

それ以来、西欧地域にしてはとてつもなく長距離を走る旅愁を誘う美しい名前のD-Zug列車の全行程を網羅した編成表を作成したいと思っていましたが、ようやくそのうちのFSとSBB管内の行程について得た情報を元に作成した編成表が上に掲げたものです。

まだ、完璧な編成表に仕上がっているとは言い難い部分もあるのですが、ドイツの鉄道模型ファンの掲示板で質問を立てて情報提供を願ったところ、幾つかの資料を得られたので、それらを元に修正しました。

Riviera-Expressと言えば、地中海と北ドイツ、オランダ、そして英国連絡急行として有名で、古くからある長距離列車の1つです。1959年夏ダイヤでは、フランスとの国境近いVentimigliaから、Milano経由でゴッタルド峠を北上し、Basel、Karlsruheを経由。ここで2つの行き先の列車に分割し、1つの列車(D 67)は、ライン左岸線経由でオランダのアムステルダムに向かいます。一方もう1つの列車(D 167)は、フランクフルト・マイン経由でハンブルクへと進路を取ります。
このD 167が以前メルクリンから製品化されたRiviera-Expressセットになります。

さて、このVentimiglia - Basel SBBの編成は、残念ながら機関車については、Ae 6/6、客車ではDBのSchürzenwagenのみメルクリンモデルがあり、それ以外はリリースされていないようです。
そうした状況を踏まえて今回の編成表はメルクリン・TRIXモデルの製品番号は省略しています。

この編成表を改めて観察すると、Ventimigliaを14:05に発車、Genovaに18:00頃、Milanoには21:00頃、そしてBaselには夜中の3:00時頃到着します。しかしながらこの編成には供食車両が連結されていないのが気になります。寝台車では軽食の用意ができますが、座席車両では、良くてもミニバー(車内販売)か自分で調達しないと食事にはありつけません。駅弁などがない欧州の列車では、供食がないと中々苦行でしょう。
Baselから先はD 67とD 167が分割するKarlsruheで双方の列車にDSGのSchürzenwagen食堂車が連結されるようです。Baselでは夜中なので、7:00頃出発するKarlsruheから食堂車が連結されるのは理に叶っています。また、食堂車はD 67はオランダとの国境駅のEmmerlichまで、またD 167は終点のHamburg-Altonaまで連結されます。

参考サイト:D-Zug "Riviera-Express" / welt-der-modelleisenbahn.com

[EDIT] 2020-10-30
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント