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346/2J (4009)CIWL WR / Ep.IIIa記事をリニューアルしました。 [アナウンスメント]

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CIWL食堂車つながりで、メルクリンの1950年代モデルの記事に画像とテキストを充実させて以下リニューアルしました。
記事を執筆しながらこのモデルがリリースされていた当時、DBの国際列車のDSG食堂車がCIWL食堂車に代わっていたことに気づきました。このモデルと共通の車体を持つDSG食堂車が同じ期間リリースされていたことも知りました。メルクリンは西ドイツ企業ではありますが、ベルギーのCIWLはDSG以上に運用範囲が広い企業でしたし、西ドイツにも多く走っていたはずです。

346/2J (4009)CIWL WR / Ep.IIIa


話は逸れますが、1992年にミュンヘンのDBで実習していた時、郊外のMünchen-Neuaubing車両基地にノイマイスターデザインが製作したホテル列車(後のCNL)のモックアップを観に行く機会がありました。CNLの2階建寝台車のインテリアモックアップや、実現しなかった座席車両の美しいインテリアに魅了された(この時モックを撮影できなかったのが実に惜しい)のですが、そこは歴代の試作や検討用に使った実車が留置されていました。(DBデザインセンターの屋外作品留置場のような役割?)

その留置線の傍にフランス語で「Atéliers de Wagon-Lits」とドイツ語の「ISG」文字が記された小さな看板を発見しました。当時、CIWLはDSGと共同で、車両検査工場をNeuaubingに持っていたようです。ワゴン・リの名前をこんな場所で見られるとは思いもよらず、貴重な体験をしたと感じています。ドイツ語版Wikiで確認すると、2000年までは、ミュンヘンまで運用されていたCIWL担当の客車(主に寝台車?)の修繕も行われていたようです。私が居た当時、DB所有のU形寝台車もローマ方面への寝台サービスはWagon-Litsが行なっていました。
Neuaubingのゲレンデは、現在、車両はなく線路が剥がされていて、建物だけが残されているのがGoogle Mapで確認できます。これも民営化の影響で売却された敷地の1つなのでしょう。
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