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Zugbildung: TEE 9/10 "Rheingold" / SBB 1967 [Zugbildung]

一昨日の記事でem誌から1965年のTEE "Rheingold"の編成表を記したが、今回は同じem誌から1967年の同列車の編成表を紹介したい。これも区間はスイス国内のSBB路線であるが、2年後には区分室車がドームカーに変っている。つまりドームカーは座席指定ではなく乗客は自由に乗れる様になっていたと聞いているので、実質定員減であるように思う。この時は2両の開放室車と食堂車は変化なく、ドームカーが区分室車の代わりに組成されたため、ドームカーにある一部の区分室のみなったため、実質の定員減であるようだ。それにしてもスイスでは区分室車が嫌われているのは興味深い。考えてみればスイスでは開放室座席車が多い様に思う。しかも、vis-a-vis(向かい合わせ席)が普通であるのは個人的に嬉しい。やはり日本でも165系の急行形車輛に乗り馴れていたせいかも知れない。(歳がばれてしまいそうである..)
この編成についてもPwMで詳細をアップしているので御興味のある方は参照されたい。

参考サイト:TEE 9/10 "Rheingold" / SBB 1967 / PwM
http://www.thundernet.or.jp/~PwM/ZB/TEE9-10_67CH.html


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klaviermusik-koba

そういえばスイスの国内線でAbteilwagenというのはみたことありませんね。逆にそれ以外のヨーロッパではAbteilが圧倒的に多く、Grossraumwagenというのはアメリカ式、と思っているみたいです。それにしても1967年頃のRheingoldはずいぶん編成は短かったのですね。チューリヒあたりまで乗り入れていたのでしょうか。日本はダイヤが過密だから1等車だけの列車というのは不経済でスジを入れるのが難しいのでしょう。1950年代にあった1,2等急行の「銀河」以外絶えてききません。
by klaviermusik-koba (2007-05-13 18:59) 

Akira

そうですね。スイスでは全体的に区分室車の割合は少ないと思います。(Typ UICやUIC-X、Schlieren、またUIC-Z1などには区分室車があります。また寝台車や簡易寝台はもちろん区分室車です。これらは、いずれもRIC準拠の客車なので国際線仕様です。)
ここの掲示した編成表は、おそらくBasel SBBからBern迄行っていた頃ものものだと思います。時期によってGeneveまで行っているのもあったでしょうし、Kurswagenとしてなら、もっと遠くイタリアあたりまで行っていたのもあったのかも?ですね。そうなるともうRheingoldの名前ではないでしょうが。
by Akira (2007-05-13 20:19) 

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