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4285 DB Avmz 111.2 (Orientrot) / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 手ブレーキ(区分室)側

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▲ 非手ブレーキ(廊下)側

Orientrot色の1等区分室車Avmz111.2形モデル(4285)です。このモデルは、DB(ドイツ連邦鉄道)仕様として1991年から2000年までの10年間に渡りリリースされました。

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メルクリンの27cm樹脂製62系列客車モデルは、全て切り妻屋根をプロトタイプにしていて、オリジナルのAvmz111.0形である丸屋根モデルは、開放室車であるApmz121.0同様、残念ながらリリースされませんでした。また、同形式の引戸ドアタイプのモデルもリリースされていません。しかし、これら62系列TEE客車がオリジナルとなった客車を実車同様長く生産されていたのは、悪いことではありません。

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台車は27cm客車モデル時代では、細かな作り分けはなく(MD)ミンデンドイツ形という程度でしょう。

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WC窓横にレイアウトされた等級と座席位置表示です。ここで大きく等級表示の「1」が示されていますが、このOrientrot色やInterRegioブルーでは黄色い等級帯は最後まで付けられませんでした。

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車体番号は、「61 80 19-95 075-6」です。この実車は、1971年12月9日にDonauwörthのWMD(Waggon- und Maschienenbau GmbH)社で落成しました。1982年からこの車体番号です。現在は廃車されているかどうかは不明です。その右側には車体番号Avmz 111.2 (110)が記されています。

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RICラスターには、最高制限速度の200Km/h、航送許可、ドイツ、オーストリア、スイスの3カ国の入線許可の他、もう1カ国の表記は読むことができませんでした。

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▲ REV表記は、1989年10月9日です。

2007年の新製品で、初めて全長282mm客車シリーズ(TEE客車であるが)62系列があらためてリリースされました。この62系列の27センチ客車の生産も長くはないと予想されるので、時代の流れで残念な限りです。...とは言え、今度の282mmシリーズでは、この区分室車も開放室車も2種の屋根タイプがリリースされるので、今後の塗装バリエーションが楽しみです。さらに引戸タイプのAvmz111.1やApmz122も282mmでオレンジ帯付きのTEE Rheingold専用モデルながらリリースされたのは嬉しい限りで今後のバリエーション展開が楽しみです。

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妻部分正面です。この馴染みのある姿も27cmモデルならではです。

[EDIT] 2021-5-11


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