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4287 DB WRmh 132.1 Orientrot / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 手ブレーキ側

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▲ 非手ブレーキ側

一昨日 1等開放室客車Apmz 121.2形モデルを紹介しましたが、今回の食堂車モデルもドイツのデパートの模型売場で一緒に購入したものです。よって箱無しなのですが、新古品状態でした。
このOrientrot色の食堂車WRmh132モデル(4287)は、実車同様気密対策なしのTEE時代と同じ仕様で、このモデルのほかにパンタグラフの付いた仕様のWRmz 135(4284)もあるのですが、私の手元にはないので紹介出来ません。

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非手ブレーキ側の車端部を横から見たところです。TEE塗装時代の折戸、ゴム幌付きの貫通路が確認できます。モデルでは見ることができませんが、塗装は変わってもインテリアは変わらず、車内の表記は新しいピクトグラムの案内表記が変更された程度かも知れません。台車はMD36形でしょうか。モデルはMD台車として共通と思われます。

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それまでのICでは、1等車と食堂車が同じ赤裾TEEカラーで2等車がタルキスカラーと呼ばれる象牙色とOzeanblau(オーシャンブルー)でした。食堂車であることを認識させるために車体左右に2ヶ所「Restaurant」の文字が大きく描かれていましたが、この塗装色では中央からやや左にオフセットした位置に1ヶ所斜め文字で「Restautant」の文字が入ります。これは食堂車の種類によって文字列も変わり、ほかには「Bord Restaurant」やIR向けの「Bistro Café」など同じ書体で描かれています。

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▲ 車体番号と形式表記です。

ここに記されている「61 80 88-90 111-0 WRmh 132.1 (131)」です。この車両の実車は、1967年5月24日、「WRümh 132」「51 80 88-80 234-4」として落成。最高制限速度160Km/hから200Km/hと2回の車体番号変更後、1978年3月21日のモデルの番号になりました。現在の消息は未確認です。

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▲ RICラスターは最高制限速度200Km/h、航送許可、19カ国の入線許可が記されています。そのため、多電源仕様となっています。

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▲ REV表記は、1989年11月6日の表記です。

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台車は、実車が200Km/h対応のMD36なのですが、ヨーダンパの表現もされていないので、おそらくMD34と同じ台車と思われます。

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車端部正面から見たところです。WR 132モデルは尾灯が腰の位置にあるので正しいです。ゴム幌の貫通路ですが、気密化改造されていない132形食堂車は、主にNBS(高速新線)を経由しない路線に運用されていました。国際線のEuroCityにも多く使われ、フランスのパリやスイスのチューリヒなどドイツ隣国への運用もありました。

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今迄紹介したOrientrot色のIC/EC客車が私の持っている総べてなので、これで編成を組むことにすると..

Lok + Apmz 121 - Avmz 111 - Avmz 107 - WRmh 132 - Bpmz 293 - Bpmz 293

になるのですが、1等車の割合が多いのでBpmzの後ろにタルキス色のBpmzを2両とOrientrot色のBmを235ということにして組成されればようやく恰好がつきそうです。しかし、これとて美しい編成とは程遠く...というか妙に現実味を帯びた編成になっているのかも知れません。こんな時、客車と言うのは比較的自由に編成が組めるので、固定編成が前提の電車タイプより良いと思うのですが、一方で集める種類が多くなり、楽しみと(サイフと相談する)苦しみ?が隣り合わせで心境は複雑になります。

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こうやって同色で組成させると、どうしても気密貫通路仕様であるWRmz 137 "Bord Restaurant"とBvmz 185、Apmz 127の3種が欲しくなります。282mm客車シリーズのバリエーション展開とリリースに期待したいと思います。

[EDIT] 2022-12-03
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