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Zugbildung IC 184 "Suedwind" 1978 [Zugbildung]

一昨々日、あるドイツの掲示板から1978年のIC列車の乗務員時刻表がアップされているのを発見。ここに編成が記載されているので、これを元にPwM向けに編成表を作成してみた。
モチーフは、IC Suedwindである。列車番号が1979年からのIC680ではなく、IC184と随分違うのも興味深いが、何よりも私が注目したのは編成中の食堂車である。1979年からのIC680では、"QuickPick" WRbumz139が組成されていたのだが、この時はまだ半室食堂車ARmz211が組成されている。この半室食堂車の室内は中々面白い。食堂内はWRmh132などと基本的に同じだが、壁を隔てた1等室は開放室で、中央に大型テーブルを備えた1+2の向い合せ(vis-a-vis)の座席配置である。シート生地も食堂部分の柄と同じ縦縞模様であった。シートサービスも可能なプルマン機能を持った1等室である。

残念なのは、メルクリンからこのモデルがリリースされていないことである。今年の新製品では各種TEE客車がリリースされるが、未だに27,5mクラスの食堂車モデルが発表されていないが、これは時間の問題であろう。その時まず製品化されそうなのは、最もバリエーションが多くポピュラーでもあるWRmh132であろうが、折角ならARmz211もリリースされれば、更に編成バリエーションが増えるに違い無く、望まれる客車モデルの1つである。

牽引機関車はやはり103.1形が中心である。しかし、Muenchen Hbf - Nuernberg Hbfでは、111形の重連で牽引することもあるという。デジタル機ならば、CSの重連統括機能を使って制御可能なので111形重連のIC列車というのも中々面白い編成である。


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コメント 2

志方裕之

こんにちは。古い記事へのコメント、失礼します。以前に「van Beethoven」の記事にコメントさせていただいた、フライシュマン愛好家です。そのときの私の編成は、BR 103.1 + Apmz 122 + Avmz 207 + WRmh 132 + Bm 235 + Bpmz 291.2 + Bm 235 でした。ところが、Bpmz 291.2 が愛猫の襲撃を受け、再起不能になりました。2等車が2両では寂しいので増備車を探すも、Bm 235 しか入手できず、2等車は区分室車のみになってしまいました。それでは不自然かなと思っていたのですが、時期や列車によってはそういう事例もあったのですね。この「Suedwind」の記事のおかげで、その「もやもや」が解決しました。改めまして、お礼申し上げます。ありがとうございました。
by 志方裕之 (2021-03-16 17:11) 

Akira

志方さま、コメントありがとうございます。

1978年は、まだBpmzが本格的にICには組成されていない時期だと思います。IC'79のダイヤ改正で1時間毎の定時運行と1、2等車(各等級区分室と開放室)+食堂車のスタイルが出来上がったと思われますので、こうしたBm235のみ組成されたIC列車は期間が短かったでしょうが実際にあったようです。
by Akira (2021-03-16 21:51) 

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