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RAmのDVD / TEE Classics [欧州鉄道]

忘れた頃に届くニュースレターの1つにスイスの「TEE-Classics」がある。これは、TEEをこよなく愛するファンが設立した団体で、実際にRAmやRAe、DBのTEE客車などを保有し、時にはこれら車両を走らせているのである。
その「TEE-Classics」からDVDがリリースされたことが、そのレターの内容である。今回リリースされるDVDの中身は、RAmのデビューからカナダへと渡る歴史を綴ったフィルムを編集したもので、未公開映像も含まれているという。

RAmは、TEEの初期にSBBとNSがそれぞれ同じ車両を投入し、気動車である利点を活かして有名なTEE Edelweissを始め、L’etoile du nord,、Oiseau bleu、L'arbalete、Bavariaなど数々の名門列車を様々な路線を走ったTEE列車の先駆けとも言える車両であったが、現役を引退後にカナダに譲渡され、そこで暫く第2の人生を歩んだ後、廃車となりこのTEE Classicsがスイスに再び戻したことで名が知れたのである。しかしながら、呼び戻したのは中間車と制御車だけで機関車が既になく、結局ある程度のレストアはしたものの、動態保存としての役割が叶わず、最終的には手放してしまったとも聞いている。

メルクリンからは、スイスモデルということもあって30年以上前から製品化されているモデルだが、昨年のTEE50周年にはTRIXからフルスケールでRAmの発売を発表し最近リリースされたようである。それだけ人気も根強いRAmであるが、エレガントな造形と強力な機関車、また豪華な客室、手頃な4両編成というのはモデルでもうってつけなのかも知れない。

私はこのDVDとても興味があるのだが...買うには至らないかもしれない。何故ならRAmのモデルを持っていないからである。
このDVDを手にされた方は是非インプレをお願いしたい。

参考サイト:NEWS / TEE-Classics
http://www.tee-classics.ch/01.html

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seidoh

こんばんは。
今から約四十年前、まだ小学生だった私の憧れのモデルは、SNCFのBB9200、DBのBR103(E03)、そしてこのRAmでした。でも、1ドル=360円当時の輸入鉄道模型は、多分今より何倍も贅沢な玩具。子供心にも親にねだれるものではない、と直感し、パンフを眺めるだけで過した思い出があります。
そんな訳で、mfxのRAmが出たら即買いなんですがねぇ。あ、でも連結面については、くれぐれもRAeの轍は踏まないでほしいものです。
by seidoh (2008-10-17 23:01) 

Akira

seidohさんは私と同世代でしょうか。私も小学生の頃は、メルクリンのお店の前で買えもしないモデルを眺めていたり、カタログも穴があく程見ていました。私がどうしても欲しかったのは、E03(3053)、BR01の2機で、RAmは興味はあったものの、最初から無理という気持ちがありました。もちろん親には買って欲しいなどとは言えない金額でした。
結局当時は中学生になってようやく自分で溜め込んだお年玉やら小遣いやらを合わせて103.1(3054)を買うことができました。大人になってドイツでようやくE03と01は買うことができたのですが、103.1を買ったとき程の嬉しさには遠く及ばなかったし、遊んだ時間も短いです。でも、そんな時間を過ごせたのもメルクリンがあったおかげだと思っています。
RAmもいずれメルクリンから金属製のmfx+SDSモーターで出て欲しいですね。

by Akira (2008-10-18 00:52) 

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