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4281 DB Aimh 260 / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]

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昨日のブログでAimzのレビューを紹介したので、今日はAimh 260のモデル(4281)を紹介したい。
このモデルは、1988年当時の連邦鉄道末期時代の仕様である。先に今回紹介する1等車のAimと2等車のBimのみリリースされ、その後BistroCafe/1等合造車(4384)、制御客車(43300)とリリースされるに至ったのである。また、後にドイツの戦後史50周年記念塗装のBistroCafe/1等合造車(43841)もこそっとリリースされたりもした。

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昨日のAimhと違う最も目立つ部分はDBロゴであろう。ドイツ連邦鉄道最後のCI計画のリニューアルがこれで、それまで色の規定のなかったDBロゴは、Orientrotに統一された。

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番号は「51 80 10 91 007-4」となっている。これは、1988年にPFA社でAm 203からリニューアル改造を受け、PFA 019の番号を受けAim 260.1として登場した。モデルとは若干番号が異なるようである。手元の資料によれば、1991年9月にAim 260.5となったのが最後であるが、その後、廃車もしくはDB Regioカラーになった可能性もある。

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登場当時のInterRegioは、デザインでも様々な工夫がみられた。その1つが、行先表示板(サボ)で、従来の単に途中駅と終着駅を横書きで表示するだけのものから、上部に列車番号とその下には斜めに停車駅を記す表示に変えられた。これはとても斬新な表示で私も好きであったが、いつの間にかごく普通の表示に戻ってしまい、最後は窓下の大きな表示板自体がなくなり、出入口ドアの窓に差し込む方法に変わってしまった...。
そこで、実車の写真を元に登場時のサボを作成して再現させたのが上の画像である。

新しい2等車(Bimz)が届いたらまたInterRegio客車の記事を記す予定である。

参考文献:"WAGEN" Das Archiv der deutschen Reisezug- und Gueterwagen / GeraNova Zeitschriftverlag GmbH Muenchen

参考サイト:InterRegio / Railways in Germany
http://www.rig-bahn.jp/db-page/j-ir.htm
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darkhorse

看板素敵ですね.最初がHamburg HBFなのは見えますが,最後はどちらでしょう.

10数年前にこちらの2等車に乗りKoblenzまで乗車しました.ライン川の畔を乗っていたのをよく思い出します.

その後,ローレライを船で移動した時,両脇にこの車両を連結した機関車が川の両脇を駆け抜けました.素敵でしたね.
by darkhorse (2009-11-08 22:41) 

Akira

darkhorseさん、こんにちは。

niceとコメントをありがとうございます。

IRは、最初NBS経由のHamburg - Hannover - Frankfurt/M 路線に投入され、快適さと2時間ヘッドの運転、そしてNBSでの200Km運転などで好評を博してドイツ全土に路線網を拡大してゆきました。地域急行という種別なので一定の距離以上に乗れば急行料金も不要で、魅力的な列車でした。(80年代では、まだIC/ECにも2等車にはタルキスカラーのBm235が多く使われていたので、Bm235から改造されたIRのBimは、定員が少ないためより快適で安かった..というのがあります。)

この行き先表示板は随分昔に作成したものなので、紙質や印刷も悪くて...、で、終着駅ですが、Kassel Hbfだと思われます。
その後新しい表示板を作成したので、今度はそれをモデルに貼って紹介しましょう...。
by Akira (2009-11-09 09:44) 

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