43969 DB AB4üm-63 / Ep.III [Maerklin-Reisezugwagen]
43969 Schnellzugwagen-Setの3回目、1/2等区分室車の紹介をしたい。(1等部分は窓上に白帯が入っている)
このモデルも既に単品とセットでリリースされている。よってここでは表記部分など異なる部分について記してみたい。
2等車側の車端部である。「15 197 Wpt」がこの車両の車番である。この車両はAB4ümg-63として1964年7月1日にKasselにあるCredé社により製造された。(そのため、メルクリンによる表記が正しいのかは疑問が残る)InterRegio用には改造されず、最終的にはABm 225として1993年12月31日付けで廃車となっている。
RICラスターは、航送も含めて東西欧州諸国鉄道対応の4電源仕様となっている。
検査表記(REV)は、1964年1月12日となっている。(このあたりも実車とモデルの差異が出ている部分である)
妻面から車両を眺める。28,2cmモデルのUIC-X客車は妻面の精細な表記が見事だが、全く肉眼では判別不能なほど小さく記されている。
そこで、その部分を拡大してみたのが上画像である。ややボケてしまっているものの、ちゃんと文字列が出来ているのが理解出来る。
「Wagen Gewährleistungsfrist bis 12.1.65」(車両保障期間 1965年1月12日まで)
「Anstrich Gewährleistungsfrist bis 15.1.66」(塗装保障期間 1966年1月15日まで)
「Farblief Spi.......」
ここからは、良くわからないが、印刷技術の限界に挑戦している感じである。
出来るところ迄挑戦する姿勢は、やはりメルクリンらしい部分と言えるのではないだろうか。
参考文献:AB4üm-63;ABm 225 / "Wagen" Das Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen / GeraNova Zeitschriftverlag GmbH München
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