T23400 DB A4üm-61 / Ep.III [Maerklin-Reisezugwagen]
今回紹介するのは、前回と同形モデルのA4üm-61(T23400)である。この2つのモデルは2006年にリリースされたモデルである。但し、TRIXブランドのこのモデルは2008年には生産完了となっている。TRIXモデルゆえ、もちろん2線式であるが車輪交換によって3線式対応となっている。このようにメルクリンとTRIXが同時期に同じモデルをリリースするのは、このUIC-Xモデルからだったかも知れない。そのためか、車体番号を敢えて異なるものとして、私のようなコンプリートを目指した者はメルクリンの良い
車端部の画像である。メルクリンモデルと表記以外異なる部分は見つけられない。
その車体表記であるが、「12 056 Esn」である。このモデルの実車は1964年8月にベルリンのO&K(Orenstein & Koppel AG)によって製造、1992年7月には一度廃車扱いを受けているが、メルクリンモデル(43910)同様、後にInterRegio仕様であるAim261.1に改造されている。現在の状況は未確認。
▲ RICラスターには、航送を含め4電源である旨が記されている。
▲ REV表記は、1965年1月11日である。
サボ(行先表示板)は、今一歩の印刷具合である。滲みと擦れがあり、肉眼で読取るのは辛いかも。(但し個体による差はあるかもしれない)しかし、このサボは、メルクリンモデルと同じものなので内容的には理解可能である。
以前当ブログで指摘したのだが、この時期にリリースされたメルクリンのUIC-X客車単品と客車セット、TRIXモデル(客車単品)のサボが同じであり、かつ号車番号が異なるという憎い演出がされていることが発覚し、最大10両編成までこのシリーズを使って組めることが分かった。これは敢えてメルクリン側からのアナウンスはないのだが、これを知った我々ファンはその巧みな演出に驚いたものである。サボからは、D234列車らしいことがわかっている。
参考サイト:Märklin/TRIX LüP 282mm UIC-X Wagen Ep.IIIb / Play with Märklin
http://www.thundernet.or.jp/~PwM/NhR_282_UIC-X_06.html
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